楽しみにしていたのに… 約5割が「遊びに誘われたとき」に聞かされた嫌な話
できることならば、楽しい話題で盛り上がりたいと思っていたのに…。
誰かから遊びに誘われたときには、楽しい気持ちになる人が多いのかもしれない。しかし楽しみにしていたのに相手から愚痴ばかり聞かされたときには、気持ちが滅入ってしまうだろう。
■約半数「ひたすら愚痴を聞かされて…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「人との会話」に関する意識調査を実施したところ、全体で49.5%の人が「遊びに誘われた相手にひたすら愚痴を聞かされた経験がある」と回答した。
男女別で見ると、男性が43.8%、女性が55.3%となっていた。
■愚痴を言いたいときだけ呼び出す
友達から愚痴を聞かされて困っている20代女性は、「学生時代からの友達は、自分になにかあったときにだけ私を呼び出すんです。そして会うとひたすら愚痴を言ってくるので、一緒にいて疲れてしまいます。最近では都合よく使われている感じがしてきて、できるなら誘いを断りたいと思っているのですが…」と話す。
本当は楽しい会話がしたいようで、「私自身が断るのが苦手なので、結局はその愚痴に付き合ってしまっています。きっとその友達は、私のそんな性格も理解して誘ってくるのでしょうね。せめてたまに会うのであれば、楽しい話がしたいと思ってしまいます」と続けた。
■同僚との飲み会は愚痴ばかり
同僚との飲み会が苦手な30代女性は、「会社の同僚と飲みに行くと、仕事の愚痴が多くなってしまうんですよね。ストレスを発散する場は必要だとは思うのですが、ネガティブな話ばかり聞かされているとこちらの気持ちも落ちてしまうので…。最近では理由をつけて、飲み会の参加回数を減らしています」と気持ちを述べた。
付き合いを減らしたことで心配していることもあるようで、「私の付き合いが悪いことさえも、もしかすると愚痴のネタにされているかもしれません。それでも仕事の時間以外に疲れるのは嫌なので、これからも会社の飲み会の頻度を増やすつもりはなくて…。そのうちに、向こうも誘ってこなくなるかもしれませんね」とも話していた。
■それ以上聞くとしんどいので
人からの愚痴を聞かされたネットユーザーからは、「気分転換したくて友達とランチに行ったが、友達の愚痴をずっと聞かされ帰りはぐったりした」や「昨夜は久しぶりに会った友達の愚痴を、マシンガントークで延々と聞かされ電池切れ」などの投稿が。
また一方で、「娘、友達の愚痴を聞かされがちなのだが、『今日はそれ以上聞くとしんどくなるから』って切り上げることがあるらしい」ときちんと話を切り上げられる人もいるようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名