清原和博&勝児親子の絆に涙 高木豊氏「親父が好きなんだよ」「立派な息子」
清原和博氏の次男で慶応の清原勝児について、高木豊氏は「野球やめてしまうと親父との接点なくなるみたいな。頑張ってきたと思う」と称える。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が27日、自身の公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。清原和博氏の次男で慶応義塾高等学校(神奈川)の勝児選手について語る中、涙を流す場面があった。
■代打出場で大歓声
「第105回全国高校野球選手権大会」の決勝戦が23日に行われ、慶応が8−2で仙台育英学園高等学校(宮城)を破り、107年ぶりに頂点に立った。
9回には「代打、清原くん」とコールされ勝児選手が登場すると、球場はどよめく。四球で出塁し、代走が送られてベンチへ戻る際も、スタンドから大きな拍手が送られた。
■親子の絆に涙
父が偉大なだけにプレッシャーもあったはず。それを乗り越えて甲子園優勝を果たした勝児選手を、高木氏は「よく耐え抜いて頑張ったと思う」と称えた。
「親父も平坦な道を歩んでるわけじゃないし。いろいろあったしね。だけど、やっぱり野球が好きなんだよこの子は。それと親父が好きなんだよ」と親子の絆に触れると言葉に詰まり、目をうるませる。
「小さい頃から親父と一緒に野球やっただろうし話もしただろう。でも自分がつらい思いをして野球をやめてしまうと、親父との接点がなくなるみたいな。歯を食いしばって頑張ってきたと思う。並大抵では続けられない精神力がいると思う。よかったね」と涙をぬぐった。
■和博氏に「いい親父になってるな」
勝児選手について、和博氏は「勝児は優勝の喜びもスタメンで出られなかった悔しさもあるでしょう。まだ野球人生は終わっていないし、しばらくゆっくりと高校生らしい生活を送った後、どこかで線を引いて、次の目標に向かってほしい」とコメントしていたとのこと。
これには「やっぱり親父なんだよ。親父だから息子の力量もわかってるし、そこのケジメはしっかりしろよみたいな。親父らしいな。いい親父になってるな」としみじみとする。
終始感動しっぱなしだった高木氏。最後は「親孝行の息子であり立派な息子に育った。息子よ、立派!」と祝福していた。