婚約者の母親が「出産を配信し産後も付き添いたい」 妊婦が不安マックスに
妊娠を喜んではいるものの、婚約者の母親に「出産の様子も見たい」と言われた女性が、とても困っている。
婚約者の母親はSNSが好きな人だけに、出産・産後の様子を撮影して配信しようとしている…。妊娠は嬉しいが、「今から不安ばかりが募る」という女性の投稿が、話題を集めている。
■婚約者との子を妊娠
海外で暮らす女性が、愛する婚約者との子を妊娠。出産とその後について計画を立て始め、「実母には分娩室に入ってもらいたい」「応援してほしい」と考えるようになった。
「でも産後は実母に帰ってもらい、退院まで親子3人だけで過ごしたい」「親子としての絆を築きたい」と実母に話したところガッカリされてしまったが、女性の気持ちを理解してくれた。
■「ずるい」という婚約者の母
ところが、このプランを知った婚約者の母親は気分を害し、「ずるい」「私だって祖母になるんだから、あなたの実母と一緒に出産に立ち会いたい」「産後も一緒に過ごしたい」と言い出した。
しかし、婚約者の母親は女性にとってはまだ他人。分娩時に下半身を見られる可能性を考えると、「はい、立ち会って」とはどうしても言うことができない。
しかも婚約者の母親はSNSが好きで、なんでも撮影しては公開してしまう。出産・産後の様子もライブ配信する気のようだが、女性は「そんなの、絶対にイヤだ」と考えている。
■諦めてもらえず
婚約者は女性の気持ちを理解してくれているが、彼の母親は「産後も帰らない」「私の手伝いが必要になるに決まってる」と言うばかりだ。
「孫が生まれたら家から連れ出すつもり」「そうすればあなたたちものんびりできるでしょう」とも繰り返し言っているが、赤ちゃんを連れ出されることなど、女性は望んでいないのだ。
婚約者の母親に、どう説明すれば気持ちを理解してもらえるのか。女性は経緯をまとめてネット掲示板『Reddit』に投稿し、アドバイスを求めた。
■「病院に相談を」と助言
多くのユーザーは「Noで貫き通すべき」と判断。「交渉の余地すらないことを理解させるべき」「納得しないなら陣痛が始まっても連絡しなければいい」といったコメントも確認できた。
また「事前に病院に相談して、部屋に入れたくない人について伝えておくべき」「病院はあなたの意見を尊重してくれる」という意見も目立つ。
出産時やその直後に「そっとしておいて」と思う女性は少なくない。家族や関係者は出産する人の気持ち・要望を何より尊重し、嫌がることは絶対にするべきではない。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
