右肘靱帯損傷の大谷翔平、公表後に公開された“無邪気な姿”にファン涙 「泣けてきます」
右肘の靱帯損傷が発表された大谷翔平。ケガを感じさせず明るく振る舞う姿に、ファンからは「尊敬しかない」といった声も。
24日(現地時間23日)に行なわれた試合で、右肘の靱帯を損傷したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、負傷後に出場した試合での1シーンを、MLBの日本公式X(旧・ツイッター)が公開。その姿が「泣ける」とファンの反響を呼んでいる。
■右肘の内側側副靱帯を損傷
大谷選手は同日に行われたシンシナティ・レッズとのダブルヘッダーに出場。第1戦に「2番・投手」として先発出場し、1回に先制の44号2ランを放つも、投手としては2回に緊急降板した。その後、第2戦に「2番・DH」で出場。5回にはライトへの2塁打を放った。
エンゼルスは試合後、大谷選手の降板理由が右肘の内側側副靱帯の損傷であり、今季は投手として登板しないことを発表。日米の野球ファンらから心配やショックの声が寄せられた。
■「皆に愛される人間性」
MLB Japan公式アカウントは同日よる、「右肘靱帯の損傷が発覚し、投手としてのシーズン終了が報道されている大谷翔平選手ですが、当日の試合中にはレッズのスーパールーキー、エリー・デラクルーズと塁上で交流する場面もありました。皆に愛される人間性が現れた映像ですね」と短い動画を公開。
第2戦でヒットを打った大谷選手が塁に出た際、レッズが投手を交代。その待ち時間にショートのデラクルーズ選手が話しかけ、大谷選手が笑顔で言葉を交わす様子が映っている。
ちなみにこの後にはレッズの内野陣も集まり、大谷選手を取り囲んで談笑する様子も伝えられていた。
■「泣けてきます」「尊敬しかない」の声
ケガを感じさせず、明るく振る舞う大谷選手の姿に、ファンは「すでに分かっていたのにこの笑顔に、本当に泣けてきます」「つらい現実を内に秘めて、いつもの大谷翔平の姿しか見せない。どんなときも感動させてくれますね。尊敬しかない」「自分の苦しい現状があってもこの対応。大谷翔平という人物の人柄がよく表れています」と感動。
大谷選手はDHとして今後も出場する方針で、「ケガが心配ですが、無理なく頑張ってほしいです」「ケガの具合が心配ですが、またこの笑顔でグラウンドに戻ってきてほしい」といった声も寄せられている。