プレステ初のリモート専用機が発表 その略称に“勘違い”してしまうファン続出
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPlayStation初のリモートプレイ専用端末の名称が「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に決まったと発表。その略称に注目が集まっている。
23日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPlayStation初のリモートプレイ専用端末の名称が「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に決まったと発表。その略称に注目が集まっている。
■リモートプレイ専用機が発表
この日、SIEが発表したのは、2023年5月に「Project Q」として公式発表されたリモートプレイ専用機。8インチの液晶ディスプレイを内蔵し、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックにも対応している。
今回はその商品の正式名称が「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に決定し、それに併せて発売日が2023年以内、価格は2万9980円になるということも発表されていた。
■PSPが復活?
そんな「PlayStation Portal リモートプレーヤー」だが、この名称を見たファンらからは「これって略称PSPじゃね…?」「おい、俺らのPSPが復活したぞ!」といった反響が寄せられていた。
PSPとは2004年に発売された携帯型ゲーム機であり、2009年には姉妹機である「PSP go」も発売されていた。後継機としてPlayStation Vitaも発売されたが、現在SIEでは携帯機の新規発売は行なわれていない。
■勘違いする人も…
ちなみにPSPの正式名称は「PlayStation Portable」でSIEの正式な携帯ゲーム機だが、今回発売される「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は「PlayStation Portal」であるため、もちろんこれまでの「PSP」とは異なるものだ。
また「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は、Wi-Fiを経由してPlayStation 5のゲームを遠隔でプレイする「リモートプレイ専用機」となっているため、これまでの「携帯ゲーム機」とは異なり、PlayStation 5の周辺機器という扱いで実はかなりニッチな商品だったりする。
これを名称を勘違いして「PlayStation Portable」の後継機だと勘違いしている人もいたようで「ソニーの携帯機が遂に出たか」「PS5と連携できる携帯機ってこと?」といった声もあがっていた。
■執筆者プロフィール
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)