富澤たけし、仙台育英打線に期待も慶応に敗退 「正直逆のスコアで勝つと…」
甲子園決勝で地元宮城の仙台育英は慶応に敗退。富澤たけしは「ミスが出ても大崩れしない。これは強い」と相手を称える。
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが23日、自身のAmeba公式ブログを更新。第105回全国高校野球選手権大会の慶応義塾高等学校(神奈川)と仙台育英学園高等学校(宮城)の決勝戦を振り返った。
■「正直逆のスコアで勝つと…」
地元宮城の仙台育英を応援していて、相方の伊達みきおとともにチームへ“パワー”を送る写真を撮影していた。しかし、結果は8−2で慶応が107年振りの優勝。仙台育英は夏連覇とはならなかった。
富澤は「これまでの仙台育英の戦いを見ると、正直逆のスコアで勝つと思っていました」と明かす。
■打線に期待していた
決勝前日、「野球好きな慶応大卒の偉い人」と話していたところ「慶応のピッチャーは多分打てないです。あと応援も凄いんでアウェーになると思いますよ」と語っていたとのこと。
これに、富澤は「いやいや、育英の打線見て下さいよ、クリーンアップの後にもバンバンホームラン打ちますから!」と返すほど打線に期待していた。
■ミス出ても崩れず「これは強い」
だが、試合が始まると「偉い人」の言う通りだった。仙台育英は2、3回に1点ずつ入れたが、その後は相手投手を打ち崩せず。慶応の大応援により掛け声が聞こえなくなり、守備が乱れる場面も。
「しかもミスが出ても大崩れしない。これは強い。相手のミスがあるとそれを逃さず、そこからじわじわと傷口を広げていくいつもの仙台育英の戦いにならず、むしろ慶応にそういう戦い方をされている。ユニフォームが似ているので途中で『アレ? こっちが育英じゃないのか?』と、錯覚してしまうほどだった」。
■全てのチームに感謝と敬意
仙台育英の敗北に残念と富澤。それでも「仙台育英野球部を始め、全てをこの夏に注いできた皆さんに感謝と敬意を捧げたい。そしてあらためてこれから東北の高校野球の時代が来てるのでは、と感じさせてくれる大会でもありました」と伝える。
慶応にも「おめでとう」と祝福メッセージ。激闘を終えた両校を称えていたが、やはり優勝を逃したのは悔しいようで「やっぱパワー送る方角間違えたのかなぁ…」と記していた
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)