熱さまシート、体の「ある部分」に貼ると効果抜群 いつもより冷たさが倍増した
連日、蒸し暑い日が続く。熱さまシートを貼ると、涼しく感じられるようで…。
ザーッと雨が降ったと思ったら、日差しが出てジメジメ蒸し暑くなる──。各地で不安定な天気が続くが、暑さは一向に収まる気配がない。
体を冷やす冷感グッズに頼る人も多い。その一つである「熱さまシート」には、効果的な使い方があって…。
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■暑い時に使う人も多い
熱さまシートと聞くと、「熱が出た時に貼るもの」と思う人もいるのでは。だが、暑い時に貼れば、涼しく感じる冷感グッズでもあるのだ。
ネット上でも、「コロナ対策で買っておいた熱さまシート、暑い日に貼るようになった」「夏は毎日熱さまシート生活」「夏フェスで活躍した」「イベントが多いこの時期は常備してる」など、愛用する人からの声が多数あがっている。
より効果的に熱さまシートを使うにはどうすればいいのか。熱さまシートを販売する小林製薬に取材した。
■「気持ち良くなる」部位は…
小林製薬の担当者は、熱さまシートに関して、「熱を下げるための医薬品ではありません。ジェルに含まれる水分が熱を吸って蒸発し、貼った部分の皮膚の表面温度を約2℃下げる製品です。濡れタオルと同じような仕組みとお考えください」と前置きする。
体温が劇的に下がるわけではないことは覚えておきたい。とはいえ、貼る場所によって冷たく感じるようだ。
担当者は「おでこ以外の使用部位として、首などに貼るとひんやり気持ちよく使っていただけます」と話す。
■首に貼った時の冷たさを検証
記者は大の暑がりで、この時期は少し外を歩いただけで汗だくになってしまう。実際、首に貼ると涼しくなるのか確かめることにした。
たしかに、いつもより冷たさをダイレクトに感じる気がする…。首に貼ったまま1日仕事したところ、作業も捗った。額に貼り付けた時より冷たく感じる時間が長い印象だ。
■暑さ対策に効果抜群な熱さまシート
夏の盛りともなると、35℃を超える地域も少なくない。そのため、「暑さ対策」に重点を置いた熱さまシートもあるようだ。前出の担当者によれば、「熱さまシート ストロング」、「熱さまシート ミント」がおすすめだという。
「前者は冷凍庫で冷やして使う冷却シートで、より強い冷却力を感じたい時におすすめです。後者はリフレッシュミントの香りがほのかに広がって、冷感とスーッとした香りでリフレッシュできます」(担当者)。ミントタイプは、仕事の休憩中に貼ってもいいかもしれない。
まだまだ暑い日が続くが、冷感グッズを駆使して乗り切ってほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)