老後を楽しむはずの60代女性がサメに襲われ… 8日で5回手術を受けるも障害残る見通し

約9キロもの脚の肉を、サメに噛みちぎられてしまった女性。一命は取り留めたが、この悲惨な出来事によって人生は激変してしまった。

サメ・ホオジロザメ

老後の静かな暮らしを楽しみにしていた女性がサメに襲われ、大変な目に遭った。『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。


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■サメに襲われた女性

7日、アメリカで暮らす女性(65)がニューヨークのビーチに行き、楽しいひとときを満喫中にサメに襲われて重傷を負った。

サメは女性の左太ももの上部に食らいつき、約20ポンド(約9.1キロ)もの肉を噛みちぎったとのこと。女性は救出されたが出血がひどかったため、現場にいたライフガードが止血を試みるなどして寄り添った。

その後に女性は病院に救急搬送され「重体」と報じられたが、現在は命に別状はないと伝えられている。

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■8日で5回もの手術に耐え…

女性の家族はさっそく寄付募集サイトで状況を説明し、「8日で5回も手術を受けました」「さらなる手術が必要な状態です」と公表した。

また医療チームから「回復には数年間に及ぶ集中的な理学療法としっかりしたモニタリングが必要です」「その間、行動は著しく制限されることになるでしょう」と宣告されたことも明かした。

怪我の影響についてはまだ完全には分かっていないというが、身体的な障害が残ったこともあって先は長い。今後しばらくは入院生活を続けるが、退院後は家族が様々な面でサポートしていく。

通院の付き添いや自宅環境の整備など、家族が早急に考えるべきことは多い。


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■家族に尽くした年月も

娘によると、女性はかつて家族とともにウクライナからアメリカに移住。夫に先立たれ言語の壁にぶちあたるなど苦労したが、一生懸命に働いて必死に家族を養ったのだという。

それだけに老後を楽しみにし、「海で毎日泳ぎたい」「犬と街を散歩したい」などと話していたというが、今後は障害を抱え茨の道を歩くことになった。

女性をしっかり支えるため、家族は総額10万ドル(約1,454万円)の寄付を集めることを目指している。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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