「力を貸して」仙台育英の呼びかけに野球ファン感涙 「健気すぎ」「がんばれ」
甲子園の決勝戦で慶應の大声援が話題となる中、仙台育英の応援団の掲げたパネルが話題に。思わず感涙する人も。
23日、「夏の甲子園」こと「第105回全国高校野球選手権大会」の決勝戦が行われ、神奈川・慶應義塾が宮城・仙台育英を下し107年ぶりの優勝を決めた。その試合中、X(旧・ツイッター)では、仙台育英の応援団が掲げた「パネル」が話題を呼んだ。
■大声援に押されて同情的な声も
前年優勝校の仙台育英と、103年ぶりの決勝となった慶應の一戦は、チケットが発売1時間でほぼ完売するなど、試合前から大きな注目を集めた。
場内は慶應の大応援団の声援で異様なほどの雰囲気になっており、押され気味な仙台育英に同情的な声もあがっている。
■内外野へ「力を貸して」
そんな中、Xでは、仙台育英の応援団の生徒が、外野席に向けて「外野席のみなさん! 力を貸してください」と記されたパネルを掲げて声援を呼びかける姿が話題に。
さらに内野席に向けても「内野席のみなさん! 力を貸してください」とボードが掲げられ、「仙台育英側の応援のボリュームが上がった」「内野から拍手と歓声が一際あがった」との声もみられた。
■「健気すぎ」「泣いている、がんばれ」
懸命に応援を呼びかける姿に、野球ファンからは「内野、外野のお客さん巻き込んで応援するのめっちゃええやん」「ボード掲げたり、阪神の応援歌使って現地に多かろう観客の心つかもうと試行錯誤しながら応援してるの最高すぎやろ」と感心する声が。
さらに、「選手が慶應の応援を見て急遽思い付いたそう。健気すぎる」「パネルを見て泣いている、がんばれ!」と感動する人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)