甲子園決勝戦、猛暑での試合に心配の声 慶應OB・河野太郎氏も「ナイターではダメなの?」
慶應OBの河野太郎氏が、甲子園の決勝戦の開始時刻に疑問。フォロワーの中には「閣議決定」を期待する人も…。
自民党の河野太郎デジタル担当大臣が23日、公式X(旧・ツイッター)を更新。神奈川・慶應義塾と宮城・仙台育英による「第105回全国高校野球選手権大会」の決勝戦を前に、その試合開始時刻に疑問を呈している。
■熱中症対策が議論に
全国的に猛暑が続く中、夏の甲子園でも、選手らの熱中症対策が課題に。今大会では、5回終了時にクーリングタイムが実施されたが、足がつるなどの体調の異変で途中交代する選手も。
そのため、野球界OBや著名人らからは、開催時期の変更や朝夕の2部制での開催、甲子園以外のドーム球場での実施といった案が出るなど、議論を呼んでいる。
■「ナイターではダメなの?」
103年ぶりの決勝進出となった慶應と、昨年に続く連覇を目指す仙台育英との一戦が注目を集める中、慶應OBである河野氏も言及。
「我が母校、きょう、甲子園の決勝なんだけれど、この暑さで午後2時に試合をやらないといけないものなのか。ナイターではダメなの?」と、1日の中でも最も気温の高い時間帯の試合に疑問を呈している。
■「閣議決定」を期待する人も
河野氏の投稿に、フォロワーらからは「開始時間見てビックリしました」「いくら若いとはいえ熱中症が怖いですよね」「数十年前とは明らかに環境も変わっているし、見直してほしいなとは感じますね」と同意の声があがり、中には、「これこそ閣議決定の力を使うときのような気がする」と期待する人も。
ただその一方で、「ナイターは選手にとってとてもボールが見にくいんです」「ナイターの環境に慣れてないとボールの見え方も全く違う」との指摘や、「仮に試合が22時を超えると深夜外出を制限する条例に抵触する可能性が」「遅すぎると応援団が帰れなくなる」といった声も寄せられている。