岡田阪神の“アレ”は「90%間違いない」 ミスタータイガース・掛布雅之氏が太鼓判
掛布雅之氏が岡田彰布監督の采配や阪神優勝の可能性を解説。鍵になるのは巨人?
■先週の阪神を振り返る
15日~20日の阪神タイガース6連戦を振り返った今回の動画。そのなかで「森下と木浪の当たりが止まったなと思ったら、小野寺や小幡をうまく使って活躍している。いい循環ができている」という質問が寄せられる。
掛布氏は「うん、そう。阪神の野球を見ているとヒーローが日替わりのように代わるんだよね。なぜ小野寺をサードにしたのかは疑問な部分もあるけど、そういうなかでも岡田監督がすぐスタメンで使って結果を出すような。チャンスを与えるじゃない? 引きづらないような選手起用をしているよね」となどと話した。
■アレは「意外と早い」
阪神にマジックが点灯していることについては「だいたいマジックぐらいの日数はかかると言われてるけども、 ただ追いかけてくるDeNAのチームバランスがちょっと崩れましたでしょ」と指摘する。
続けて「広島のピッチャーの状態だとか、小園くんがちょっと怪我でスタメンから外れたりだとか、秋山選手がいないだとか、いろいろなことを考えると、意外に早くアレのときが来るのかなという感じはしますけどね」とコメントした。
■巨人が鍵を握る?
掛布氏はさらに「ただね、怖いのは 巨人戦があと結構残っているんですよ、7試合か8試合くらい残っている」と語る。
そして「残りの巨人戦っていうのを五分で戦えたらいいんじゃないかな 。今年は巨人戦には良い形でゲーム運びができているんで五分で戦えるとは思いますけども、 X デーですよね。 これは巨人が鍵を握っているのではないかな。最後に巨人が阪神の優勝を苦しめるような戦い方をできるかどうか」と分析した。
■アレ確率は90%
阪神のアレの確率について掛布氏は「まあただ、ゆうしょ…アレは間違いないんじゃないかな。90%くらいの確率はあるでしょ」と指摘する。
そのうえで「1勝2敗で残りのゲームを戦ったとしても、追いつけないでしょ、たぶん。それぐらいの差があるので、阪神は普通の野球をやっていけば、普通にアレに向かえると思いますね」と語っていた。