上の階の住人宅から絶えず大きな足音が… 「大家に騙された」と女性が悲鳴
騒音が苦手で、引っ越しを決める前に大家にも話を聞いて納得して入居した女性。しかしわずか数週で状況が激変。「悩むようになった」という女性の相談が話題を集めている。
大家に「静かです、大丈夫」と言われて今のアパートに引っ越したのに、上の階から響く大きな足音に悩むようになった女性。「とても困っている」という投稿に、『New York Post』などアメリカのメディアが注目した。
■大家の話を信じて入居
海外で暮らす女性が少し前に引っ越しを決め、さっそくアパート探しを開始。気に入る物件を見つけるなり大家に連絡し、「上の階で暮らす人はうるさくないですか」と聞いてみた。女性は騒音が苦手で、静かな環境を求めていたのだ。
大家が「(上の階の人は)とても静かですよ」と断言したことから、女性はそれを信用して賃貸借契約書にサインし、今から1ヶ月ほど前に引っ越しを済ませた。
■想定外の騒音トラブル
入居からわずか数週後、女性は上の階から響く騒音に悩むようになった。「しばらくしたらきっと静かになる」と自分に言い聞かせ耐えていたが、騒音はまるで止まない。
そうするうち、女性は上の階で暮らす住人について「孫ふたりの世話をしているらしい」「ふたりとも男の子」「しかも孫ではない別の男の子の面倒も見ている」という情報を知った。
元気な子供たちがいるため、週末は絶え間なく大きな足音が響く。我慢できなくなった女性は天井を軽く叩いて「うるさくて迷惑している」と知ってもらおうとしたが、これが上の階の住人を怒らせた。
■逆ギレされて悪者に
女性の“対応”に気付いた上の住人は逆ギレし、大家に苦情を連発。
また大家は美容師である女性の娘の客で、娘に対しても「悪いのはあなたのお母さんのほう」と話して信じ込ませた。娘も大事な客である大家の肩を持ち、女性をこっぴどく叱りつけたという。
上の階の住人、大嘘をついた大家、そして娘にまで悪者にされた女性が人生相談コラム『Dear Abby』に投稿し、助言を求めた。
■「弁護士に相談を」と助言
相談を受け付けた回答者は、「『静かです』という大家の話は嘘だった」と判断。女性が今すべきことは賃貸借契約書を解約することで、そのためには不動産問題に強い弁護士に相談するのが一番だと説明している。
また「こんな暮らしをする必要はない」「娘さんもあなたを責めるべきではないし、問題を起こしている人の味方をするのはやめるべき」と断言している。
日本でもよくある騒音トラブルだが、弁護士に相談するのは「気が引ける」という人が多いだろう。そういう場合はとにかく大家や管理会社に話す、または自治体の公害苦情相談窓口に相談するといった方法を試していただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)