赤楚衛二、主演ドラマの現場で見せた変化に周囲も驚き 「鬼指導官」との共演後…
『こっち向いてよ向井くん』で主演を務める赤楚衛二。撮影現場での評判は…。
放送中のドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)で主演を務める赤楚衛二。赤楚にとって、地上波の民放GP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマで初主演となる。
撮影現場では、「意外な評判」が聞こえてきて…。
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■GP帯ドラマで初主演
『こっち向いてよ向井くん』は、ルックス、性格共に抜群で、仕事も優秀ながら10年間恋をしていない青年にスポットを当てた物語。最後に付き合った女性との失恋を引きずる主人公が派遣社員の女性と出会い、惹かれていく姿をリアルに描いている。
赤楚は、久しぶりの恋愛に奮闘する主人公の青年役。GP帯ドラマで主演を務めるのは初めてだ。
■「応援したくなる役が多い」
赤楚は、昨年のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』や今年4月クールの『風間公親─教場0─』(フジテレビ系)、『ペンディングトレイン─8時23分、明日 君と』(TBS系)と、話題作に多数出演している。
あるテレビ局関係者は、赤楚が演じる役には特徴があると話す。「爽やかで芯が強いキャラクターが多いです。『教場0』では心優しい新人刑事役、『ペンディングトレイン』では正義感あふれる消防士役を演じました。見る人が応援したくなる役が多いです。赤楚さんはちょっとした表情や仕草で感情を表現するのが上手いので、彼の演技に引き込まれる人も多いと思いますよ」(テレビ局関係者)。
■座長としての評判も良好
俳優として経験を積み、今回多くの人が見る時間帯のドラマで主演を務めることになった。撮影現場では、こんな姿を見せていて…。
「以前にも増して、座長として頼りがいがあると評判です。ミスもほとんどなく、演技は完璧。いつも笑顔を絶やさず、共演者の波瑠さんや生田絵梨花さんらと冗談を交わし、場を盛り上げているそうです。赤楚さんの成長ぶりには驚かされますよ」(前出・テレビ局関係者)。
リーダーシップを発揮し、場を盛り上げていることが窺える。
■木村拓哉との共演で…
座長としての評判も良好な赤楚。前出のテレビ局関係者は、「あの人」の影響が大きいのではないかと推察する。
「『教場0』で共演した木村拓哉さんですよ。木村さんは他の出演者とコミュニケーションを欠かさず、スタッフ全員の顔と名前を覚えてきちんと名前で呼ぶなど、座長として申し分ありません。赤楚さんも、木村さんと一緒に仕事して、みんなを引っ張っていく姿を見て刺激を受けたみたいです。今回のドラマでも、木村さんを見て学んだことを生かしているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
『教場0』で、赤楚は刑事指導官役の木村から厳しい指導を受ける役だった。カメラが回らないところでも、「鬼指導官」の背中から吸収したのかもしれない。
これからも、赤楚は俳優としてさらに成長するに違いない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)