鏡をチェックしてはいつも… 約2割の人が抱いている「自分の容姿」への評価
自分の容姿に対して、どのように感じている人が多いのだろうか。
自分に自信を持っていたほうが、日々を楽しく生きられそうである。しかし多くの人は、自分の容姿に関してあまり自信を持っていないようだ。
■約2割「自分の容姿に自信」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「自分の容姿」に関する意識調査を実施したところ、全体で18.7%の人が「自分の容姿に自信を持っている」と回答した。
■若い男性に多い傾向
性年代別で見ると、10〜20代の男性が一番多い割合になっている。
一方で女性はすべての年代で、2割を切っているのが印象的である。女性の中には、美容に力を入れている人も多いだろう。それでも多くの人が、自分の容姿に自信を持てないと思っているようだ。
■美容に目覚めて垢抜ける
自分の容姿に自信を持っている20代男性は、「高校くらいまでは垢抜けずに、クラスでも目立たない感じのタイプでした。しかし大学に入ってから自分を変えたいと思って、とりあえず美容に目覚めたんです。そこからだんだんと見た目が変化してきて、周囲からも容姿を褒められることが増えました」と気持ちを語る。
さらに続けて、「これまでまったく自信がなかった反動からか、今では『自分はかっこいいのでは?』と思うようになってきたんです。そんなことを口にすると反感を買うので言いませんが、おそらく態度に出ている気がするんです。ただ悲観的だった頃よりは、いい状況だとは思います」とも話していた。
■自己肯定感の高い人は
昔に比べると垢抜けてきた20代女性だが、「メイクもだんだんと上手になり、過去の自分に比べると容姿レベルは上がってきているとは思います。しかしそれはあくまでも自分の中でのことであって、他のかわいい人と比べるとまったくかなわなくて…」と素直な気持ちを述べた。
見た目だけでなく考え方も大切だと考えているようで、「気持ちの問題も、かなり影響すると思うんです。それほど容姿がよくなくても、自己肯定感の強い人は満足しているかもしれませんし…。私自身は自分に自信が持てないタイプなので、どんなに努力しても満足する日はこないのでしょうね」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名