忘れ物をした女性を助けた空港保安官 迅速対応と笑顔での励ましに感謝の声
空港の洗面所にバッグを置き忘れた女性が「空港保安官へ感謝の気持ち」をSNSに投稿し、ネットユーザーの心を温かくさせている。
空港に置き忘れた女性のハンドバッグを、空港保安官がすぐに発見。女性は感謝とともに、空港のセキュリティを称賛した。インドのメディア『NDTV』が報道した。
■紛失物が10分で無事に戻る
飛行機を利用する人にとっての悪夢の1つは、空港で物や荷物を紛失することではないだろうか。紛失物が戻るまでに数日から数週間かかることもあれば、見つからないことも多いにある。
しかしインドの中央産業保安隊の空港保安官が、バンガロール空港で忘れ物をした女性を助け、その経緯がネットユーザーの心を温かくしている。
■バッグが見つかるまでの経緯
バンガロール在住のメグナ・ギリッシュさんが、空港内の洗面所に財布、鍵、その他の貴重品を入れたハンドバッグを置き忘れた。しかし10分後には、無事に手元に戻ってきたという。
メグナさんはX(旧・ツイッター)に、「保安官は最初に『見つかるから、悲しまなくても大丈夫』と笑顔で言って、私を安心させてくれました」「そして、彼はビスタラ航空の地上職員にバッグを回収させ、中に私のIDカードがあることを確認させました」「バッグはわずか10分後に無事に戻り、私は彼らに感謝し、安堵のため息をつきながらタクシーで家に帰りました」と投稿している。
■感謝と称賛のコメント続々
投稿のコメント欄の多くは中央産業保安隊への感謝のコメントであふれ、「善良な人間はまだ存在する」という声も書き込まれた。
また「私たちの空港のセキュリティは最高です。私の娘はヘッドフォンを忘れたことがあります。彼女が走って戻ったら、保安官によって保管されていました。忘れ物が戻ってくる感覚がとても気持ちいいです」という声もある。
他にも「セキュリティチェック後に財布を忘れてラウンジに移動してしまった時、女性保安官が財布を持ってきてくれました。彼女はカメラを通して私を追跡したと言いました。中央産業保安隊に敬意を表します」と、同様の経験を共有する人が後を絶たない。
インドは「貧困で危険な国」といったイメージを持つ人も多いが、温かく親切な人も多いことが分かる出来事となった。
■親切な空港保安官に感謝
#TuesdayThoughts
It was past midnight when I tiredly walked out of the airport terminal…. forgetting my handbag with house keys, wallet and all else in the wash room inside!The #CISF officer first reassured me with 'mil jayega, ek pin bhi yahan gum nahin hoga', and while I… pic.twitter.com/v3eN9QAiXO
— Meghna Girish 🇮🇳 (@megirish2001) August 8, 2023
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(取材・文/Sirabee 編集部・NaganoYae)