ジャック・スパロウ、実在したモデルの“伝説”がスゴすぎる 首を切られても…
18日の金曜ロードショーで『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を放送。主人公ジャック・スパロウのモデルとされる人物にはとんでもない伝説が…。
18日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、2017年の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が放送される。シリーズの主人公ジャック・スパロウをめぐっては、さまざまな実在の人物が“元ネタ”として話題となっているが、その中には、とんでもない“伝説”を持つ人物も…。
■架空のキャラクター
シリーズ第5作となる『最後の海賊』は、ジャックがかつて一緒に冒険を繰り広げたウィルとエリザベスの息子・ヘンリーや、女性天文学者のカリーナと共に、伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を求めて旅に出るというストーリーだ。
ジョニー・デップ扮する主人公ジャックは架空のキャラクターであり、具体的にモデルとなった人物については明言されていない。
■演技はキース・リチャーズをイメージ
デップ自身は、演技にあたって「ローリング・ストーンズ」のギタリストであるキース・リチャーズをイメージしたことを公言。キースはシリーズ3作目と4作目でジャックの父を演じている。
このほか、ネット上ではさまざまな人物が「モデルになったのでは」との説がみられ、ジョン・ラカムやバーソロミュー・ロバーツら実在の海賊の名前も挙がっている。
■帽子に導火線を仕込む
その中で、プロデューサーで評論家の岡田斗司夫氏は、ジャックのモデルとして、1700年代初めごろにカリブ海で活動していた、“黒髭”ことイギリス出身の海賊エドワード・ティーチを挙げる。
岡田氏によると、ティーチは頭にかぶった帽子に、火縄銃の導火線を仕込んでいたそうで、「特注品ですごい煙出るやつ」と説明。さらに、自身の異名でもある髭に火を着けて煙を出し、敵から恐れられるように自己演出していたとも。
■首を切られた後で…
映画の第1作では、ジャックが戦いを前にピストルをたくさん身に着けるシーンがあるが、ティーチも常にピストルを6丁携帯していたという話が。これは、1丁につき1発しか撃てないピストルのため、戦闘で6発撃てるように持ち歩いていたという。
ティーチは海賊狩りによって命を落とし首を切られたが、岡田氏は「海に捨てられた胴体部分だけ、船の周りを3周泳いでたっていう伝説がある。ウソだと思うんだけど、それぐらいビビられていたような人です」と語っている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)