武井壮、ガソリンの税金に「なんだかなあ」 “意味不明税”の追加に懸念も…
武井壮が、ガソリンの税金を減額する措置の必要性を訴えた。ファンの共感が集まっている。
元陸上選手でタレントの武井壮が17日、自身の公式ツイッター(現・X)を更新。ガソリン価格の高騰について私見を述べた。
■13週連続の値上がり
経済産業省はきのう16日、レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格が14日時点で181.9円になったと発表。今年5月15日から13週連続の値上がりになった。
政府は原油価格を抑えるための補助金を出しているが、徐々に縮小している。
■“トリガー条項”発動を求める
武井は「ガソリン高騰」と切り出した投稿で、「トリガー条項発動せいよ」と政府に求めることをつづる。
トリガー条項とは、レギュラーガソリン価格の全国平均が「3ヶ月連続で1リットルあたり160円を超えた場合」にガソリンの一部の課税がなくなる措置。
2011年に起きた東日本大震災の復興財源確保を理由に、このトリガー条項は条件を満たしても発動されないことになっている。
■「意味不明税」の懸念も
また、ガソリン税には道路整備の財源確保として1974年に設けられた「暫定税率」があった。2010年に撤廃されたものの、「特例税率」として同額の課税が継続。
これについても武井は「『暫定』税率いつまでも取り続けるのもなんだかなあ」と疑問に思う様子。ガソリンにはガソリン税、石油税のほかに消費税がかかるため、「二重課税だし」ともつづる。
価格が高騰しているにも関わらず、減税などの対処がなされないことに「ガソリンだけじゃなく、黙ってたらそこかしこに『意味不明税』が増えて行くんじゃねえかなこれ」と懸念した。
■ファンの共感が集まる
トリガー条項の発動を求めた武井には「おっしゃる通りです」「そうだそうだ! トリガーやれよ!」「全くです」「完全同意!」と共感が集まる。
ガソリン価格高騰を嘆く声も見られ「毎週ガソリン入れるたびに値上がり 田舎とか車なかったら働けないですよ」「ほんとガソリン代が大変」といったコメントも寄せられた。