大谷翔平を苦しめファンも不満の“申告敬遠” 「両監督が…」高木豊氏がアイデア提案
大谷翔平に対する申告敬遠が増えていることについて、高木豊氏が“解決案”を披露。ファンからも「1試合1回までに」との声も。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が15日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手を苦しめる“申告敬遠”に関するアイデアについて語った。
■フォアボールの数が…
今回の動画では、今シーズンも投打に活躍する大谷選手の各種の成績を、今季のNPBの選手と比較しながら、どの選手の成績と近いのかを解説した。
打者としての成績の中で、大谷選手のフォアボールの数は「72」で、NPBで両リーグトップとなる福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手の「74」と近いという。
高木氏は、「でもコンちゃんは、フォアボールを意識しながら打席に立つときもあって、大谷はまったく意識していないからね。なんなら全部空振り三振でもいいから、フォアボールなんていらないって、そんな感じでいきながらのフォアボールだから」と強調した。
■ファンから不満の声
大谷選手といえば、今シーズンもこれまでに41本塁打を放つ活躍ぶりだが、これに伴って、次第に申告敬遠の数も増加。
現地の球場では観客からたびたび大ブーイングが起こり、SNSでも「勝負してくれ」「申告敬遠されるのは仕方ないけどモヤモヤする」「大谷の1番の敵は申告敬遠か」と不満の声が噴出している。
■「つまんないんだもん」
相手バッテリーの警戒度が高くなっているということではあるが、高木氏は「申告敬遠つまんないんだもん。ずーっと待ってて『大谷の打席が来た!』って(期待したら)『申告敬遠!?』って…。また1周回ってくるの待たなきゃいけない」とボヤく。
そこで、「(対戦チームの)両監督が『この人には申告敬遠はしちゃいけない』というのを、1人ずつ出せばいいのにな」と、申告敬遠の“対象外選手”を設定するアイデアを披露していた。
■「世界最高」「歴史に残る選手」の声
高木氏の提案に、ファンからは「申告敬遠、1試合1人に対して1回までにしてほしいな」との声や、「申告敬遠しない人を設定しても四球されるときはされる」といった意見も。
また、大谷選手について「歴史に残る選手、伝説になる選手、そういう選手をリアタイで見れるのは幸せ」「佐々木朗希と去年の村上(宗隆)が一緒になったくらいのインパクトがあるのが大谷。しかもNPBじゃなくMLBで」「今年もほぼMVPが確定。過去5年以内で2度のMVPというのは、名実ともに現時点で世界最高の野球選手」といったコメントも寄せられている。