猛暑でも食欲が増す「冷やし茶漬け」 火も出汁も使わないのに激ウマ
料理研究家・榎本美沙氏のオクラの冷やし茶漬け。とろとろネバネバで夏を乗り切る。
猛暑が続く毎日、夏バテ気味という方も多いのではないだろうか。暑くて食欲がなくても、体に良い食事を摂りたいものだ。
そこで、旬の野菜や発酵食品を使った料理を多数紹介している人気料理研究家・榎本美沙氏のYouTubeチャンネル『榎本美沙の季節料理』に投稿されていた「オクラの冷やし茶漬け」を実際に作って試してみた。
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■夏に食べたい食材ばかり
・ごはん(温かいもの) …2膳分
・オクラ… 5本
・きゅうり …1/2本(5mm角にカット)
・みょうが… 1個(刻んでおく)
・かつお節 …4g
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ2
・梅干し…1〜2個
レシピは2人分。みりんのアルコールが気になる場合は電子レンジで煮切っておこう。
■水に漬けるだけでOK
オクラは薄く小口切りにする。かつお節と一緒にボウルに入れ、水1カップを注いで10分置く。
オクラを水に漬けておくと、とろみが出るのだそうだ。そして、かつお節からも旨みが出るので、だしを取らなくてもしっかりとした風味になる。
10分後、とろとろの液体が完成。置いておくだけでこんなに変化するとは、魔法のようだ。
しょうゆ、みりん、きゅうり、みょうがを加える。梅干しはちぎって入れ、全体を混ぜ合わせよう。
ごはんは冷水で洗い、余分なネバネバを取る。サラッと仕上がるので、特に冷やし茶漬けの際は洗うのがポイントだそう。
ごはんの水気をしっかりと切り、お茶碗に入れて、盛り付ける。とろとろのオクラたちは、たっぷりかけよう。
■いくらでも食べられるおいしさ
さっぱりしていて、サラサラ食べられる。梅の酸味にオクラときゅうり、みょうがの食感が楽しく、すべてがぴったりなバランスだ。水に漬けただけなのに、丁寧に出汁を取ったような味わいになっていることが驚き。これは、おいし過ぎる…。
山芋やお刺身、お漬物などを入れても良いとのこと。アレンジを楽しめるのもうれしい。食欲がない時も、暑くて料理をするのが面倒な時も、いつでもあれが食べたい! と思う味わい。この夏のお助けメニューになりそうだ。
■オクラの冷やし茶漬け
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(取材・文/Sirabee 編集部・蔵永ゆうこ)