新鳥栖駅の発車標に流れた“粋なメッセージ”が話題 地元の鳥栖工業に向けて…
“仮面ライダー兄弟バッテリー”が話題を集めた鳥栖工業高校。地元・鳥栖市の新鳥栖駅の熱いメッセージに「粋なことするなぁ」の声が。
14日、「夏の甲子園」こと「第105回全国高校野球選手権大会」の第9日目が行われ、2回戦第1試合に、松延晶音(まつのぶ・あぎと)捕手と松延響(ひびき)投手の“仮面ライダー兄弟バッテリー”が話題の佐賀・鳥栖工業高校が登場。試合前日には、地元・鳥栖市のJR新鳥栖駅構内の発車標に表示されたメッセージが話題となった。
■1回戦でサヨナラ勝ち
鳥栖工業は今月4日に行なわれた1回戦で富山商業高校と対戦。6回から登板した響投手は、7イニングのロングリリーフで5安打1失点5奪三振と粘り、鳥栖工業が延長12回でサヨナラ勝ちを収めていた。
2回戦を前にきのう13日、佐賀新聞のカメラマンがツイッター(現・X)を更新。「新鳥栖駅の発車標に素敵なメッセージ。甲子園初戦でサヨナラ勝ちを飾った鳥栖工業、最高でした!」と動画を投稿した。
■「粋なことするなぁ」の声
動画を見ると、発車標の下部に「佐賀県代表の鳥栖工業高校は1回戦富山商業との対戦で見事サヨナラ勝ちでした!! この調子で『がばい旋風』の波に乗り2戦目も勝利目指して頑張れ!!」とエールが表示されていた。
新鳥栖駅の計らいに、野球ファンからも「粋なことするなぁ」「鳥栖応援してます」といった声が寄せられた。
■日大三高と対戦
なお、鳥栖工業はきょう14日の2回戦で西東京代表の日本大学第三高校と対戦。
1回には晶音捕手のタイムリーで先制点を奪うも、その裏に同点となり、6回には日大三高が勝ち越し。響投手は7回から登板するも、8回に1点を失い、3−1で惜しくも敗れた。
■“アギト”賀集利樹も称える
ツイッターでは、「鳥栖工業」「兄弟バッテリー」などのワードがトレンド入り。「めちゃくちゃ良いチーム。兄弟バッテリーも最高でした」「もっと兄弟バッテリー見たかったな…」「兄弟バッテリー最後まで大健闘で感動した」と惜しむ声や労う声があがった。
また、『仮面ライダーアギト』に主演した俳優・賀集利樹も「鳥栖工 強豪の日大三高と白熱した良い試合でした。感動をありがとう! また甲子園でその勇姿を見せてください。お疲れ様でした」と称えている。