舛添要一氏、汚職続くウクライナに苦言 「腐敗はロシアと同じ」
舛添要一氏がウクライナで汚職のため全州の徴兵の責任者を解任したことを受け、厳しい言葉を投げかけた。
舛添要一前東京都知事が16日、自身の公式ツイッター(現・X)を更新。ゼレンスキー大統領が汚職に関与した徴兵責任者を解任した報道を受け苦言を呈した。
■汚職に「ロシアと同じ」
舛添氏は「戦争中なのに汚職が続くウクライナ。腐敗はロシアと同じ。徴兵事務所で兵役免除と引き換えに賄賂を受け取っている」と、ウクライナで起きている汚職について紹介。
続けて自著の中でも汚職について警告したことに触れ「日本を含め、西側は賄賂用に援助をしているのではない」と厳しく苦言を呈した。
■軍事責任者を解任
総動員令が出ているウクライナでは徴兵に関して賄賂のやり取りが発覚したため、ゼレンスキー大統領が11日の国内向け演説で全州において徴兵事務所の軍事委員を解任したと公表。
2019年に汚職撲滅を掲げて当選したこともあり、今回の件でも関係者の刑事告訴も予定するなど不正に厳しい対応をとっている。
■対応に賛否両論
舛添氏の投稿に「元々、汚職蔓延国家でしょ」「ゼレンスキー大統領は汚職を撲滅を公約し汚職には対処している」と賛否両論の声。
そんなウクライナの状況を見て「舛添さんの警告がウクライナに届いているとは思えませんが」と声を届けることの難しさを指摘する意見も見受けられた。
■汚職続く状況に苦言
戦争中なのに汚職が続くウクライナ。腐敗はロシアと同じ。徴兵事務所で兵役免除と引き換えに賄賂を受け取っている。ゼレンスキーは、全州で徴兵責任者を解任。日本を含め、西側は賄賂用に援助をしているのではない。拙著『プーチンの復讐と第三次世界大戦序曲』で警告したのに、まだ汚職が続いている。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) August 13, 2023
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(文/Sirabee 編集部・綾崎 かなめ)