インド大都市の散歩道に現れた鹿の群れ 「神が遣わした」と美しさに感動の声
インドの大都市ムンバイで、飛び跳ねる鹿の群れを収めた動画が話題に。その美しさに、誰もがうっとりしている。
インドの大都市ムンバイの国立公園で撮影された鹿の動画が美しいと、ネット上を沸かした。現地メディアである『NDTV』が報道した。
■インドの大都市で自然体験
インド・マハラシュトラ州ムンバイにあり、保護地域であるサンジャイ・ガンジー国立公園。園内にはさまざまな野生動物の他に、仏教彫刻が残る2400年前のカンヘリ洞窟があり、市民の憩いの場になっている。
話題の動画は、インド森林局職員のスサンタ・ナンダさんによってツイッター(現・x)で共有され、59秒のなかで多数の鹿が散歩道を素早く移動する様子が収められている。
その間、シカを怖がらせないようにと、数人が離れた位置で辛抱強く立っているのも見てとれる。 また、多くの人がその光景を携帯電話で撮影した。
■「何頭いるか数えてください」
ナンダさんは動画とともに、「いつものように、ムンバイ人は急いでいる。この素晴らしい光景は、ムンバイのサンジャイ・ガンジー国立公園で朝の散歩者たちを出迎えました。できるものなら、鹿の数を数えてください」と投稿している。
多くのインターネットユーザーがこの動画を気に入り、忍耐強く鹿を逃がしてくれた人々に感謝するとともに、美しい光景だと称賛した。そして鹿の数を数えようとする人も多く、あるユーザーは70頭以上を数えたと主張している。
■自然保護の大切さ
ナンダさんの投稿んは、「とても美しいツイートをありがとう」「神が遣わしたのです」「自然には独自の楽しい驚きがある」と、大自然の美しさに感動するコメントが寄せられた。
ムンバイは世界でも数少ない市内に生きたジャングルがある都市であり、鹿が自由に駆け回ることができる国立公園を「ムンバイの宝物」と感じ、誇りに思っている市民は多い。「どんな犠牲を払ってでも国立公園を保護すべき」といったコメントも寄せられた。