広川ひかる、初著書出版の経緯明かす 「上島竜兵を心に留めておいてほしい」

上島竜兵さんの妻・広川ひかるが、初著書『竜ちゃんのばかやろう』出版記念発表会に出席。同書のタイトルに込めた想いとは。

広川ひかる

2022年5月11日に亡くなったダチョウ倶楽部・上島竜兵さん(享年61)の妻で、ものまねタレントの広川ひかるが10日、都内で行われた初著書『竜ちゃんのばかやろう』出版記念発表会に出席。出版するに至った経緯や、タイトルに込めた想いなどを語った。


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■上島竜兵との日々を綴った

広川ひかる

今日からKADOKAWAより発売された同書では、心に沸き上がる上島竜兵への「怒り」を綴りながらも、どうしても憎めない「竜ちゃん」と過ごした日々を振り返っている。

執筆は今年の2月末から始めたとのことで、出版に至った経緯について広川は「上島竜兵っていう芸人がいたことを『心に留めておいてほしい』という気持ちから出版することになりました」と口にした。

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■「ありがとう」って言葉をよく言ってくれた

広川ひかる

タイトルに込めた想いを聞かれると「悲しいや寂しいといった感情が強いんですけど、この1年間でいろいろな手続きをしている中で『なんでこんな想いをさせるのよ』って怒りが込み上がってくることもありました。『なんでいなくなっちゃったんだよ。ばかやろう』ってところの、ばかやろうだと思ってください」と答えた。

上島さんにはどのように支えられていたかという質問には「『ありがとう』って言葉をよく言ってくれる人でした。こっちは当たり前の日常なので、言ってくれなくてもいいんですけど『ご飯ありがとう。洗濯ありがとう。掃除ありがとう』と常に言ってくれました。『言ってくれなくてもいい』と思っている自分がちょと恥ずかしかったですね」と回顧した。

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(取材・文/Sirabee 編集部・大野 代樹

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