警視庁が紹介、高速道路は「Hwy.」など案内板の“英語表記” では「Pen.」の意味は…?

公共案内板の「英語の短縮表記」を警視庁が紹介。中には普段あまり見慣れないものも…。

2023/08/07 13:30

高速道路・首都高速

警視庁警備部災害対策課が7日、公式ツイッター(現・X)を更新。公共の案内板などに記されている「英語の短縮表記」について紹介している。

【ツイート】案内板の英語表記


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■「やさしい日本語」に続いて…

同課では以前に、災害時などに子供や高齢者、外国人にも分かりやすく情報を伝えられる「やさしい日本語」への言い換え例について紹介し、反響を呼んでいた。

この日は、「以前紹介した外国人にも分かりやすい『やさしい日本語』に続き、今回は英語の短縮表記です。公共の案内板などでは外国人向けに英単語の短縮形がよく使われています。例えば『Sta.』(駅)、『Riv.』(川)など様々です。文字数も少ないので覚えやすく、手軽に使えて便利です」とつづる。

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■あまり見慣れない表記も

添えられた画像では、ほかにも「mount(山)→『Mt.』」、「avenue street(通り、道路)→『Ave.』『St.』」、「highway(高速道路)→『Hwy.』」、「bridge(橋)→『Brdg.』」、「school(学校)→『Sch.』」、「building(ビル)→『Bldg.』、「market(市場)→『Mkt.』」と紹介。

最後は、「peninsula(半島)→『Pen.』」と、普段あまり見慣れない短縮表記も取り上げている。


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■2013年から取り組み

日本では、道路標識や案内板などに、日本語の表記に添えてローマ字表記が書かれていることが多かったが、外国人観光客には伝わりにくいとして不満が出ていた。そこで国土交通省が、2013年より標識を英語に改めるように対策を取ってきた。

たとえば、「国会前」は、以前は「Kokkai」とローマ字が併記されていたが、「The National Diet」に変更。国会周辺など以外にも、外国人観光客が多く訪れる観光地を中心に、ローマ字から英語表記に改められている。

ただ、現在も場所によってはローマ字表記のものもあり、「半島」についても、「Pen」や「Peninsula」となっている標識のほかに、「Hanto」のままの標識もあるようだ。

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■案内板の英語表記