岸田文雄総理、広島原爆の日に核なき平和を願う 「決して繰り返しては…」
岸田文雄内閣総理大臣が広島でおこなわれた平和記念式典に出席し、核のない社会に努力を誓った。
岸田文雄内閣総理大臣が6日、自身の公式ツイッター(現・X)を更新。78年前に起きた凄惨な出来事を振り返り、平和の維持を固く誓った。
■「原爆の日」平和式典に出席
岸田総理は原爆が使用されてから78年の歳月を迎えた本日、広島で開催された平和記念式典に出席。首相として原爆根絶を願うスピーチをおこなった。
ツイッターでは慰霊碑に向かって深々と頭を下げる岸田総理の姿と「今から78年前の今日、一発の原子爆弾により、十数万ともいわれる貴い命が失われました」と祈念。
さらに「核兵器によってもたらされた広島、長崎の惨禍は、決して繰り返してはなりません」と、固く宣言するスピーチの一部が公開されている。
■G7サミットに手応え
また今年5月にはG7広島サミットが開催され、アメリカのバイデン大統領らG7首脳と共に原爆資料館の視察や慰霊碑へ献花で祈りを捧げている。
今回のスピーチで、そのことに触れ「世界のリーダーたちに、被爆者の声を聞いていただき、被爆の実相や平和を願う人々の思いに直接触れていただきました」と手応えを語った。
■戦争平和に願い
岸田総理の投稿に「核兵器という戦争抑止力がなくても戦争が起きない世の中が良いですね」「安らかに眠ってください。 過ちは繰り返しませぬから」「この出来事を風化させないように、どんどん次の世代の人達に伝え続けていきたいですね」と平和を願う声。
また「『繰り返してはならない』では弱すぎるように感じます」「だったら、核兵器禁止条約に参加してください」「テレビで式典見てたけど、ただ文章を読み上げてるだけで気持ちが全く入ってないので心に響かない」といった厳しい声も寄せられていた。
■核のない平和な社会に祈り
今から78年前の今日、一発の原子爆弾により、十数万ともいわれる貴い命が失われました。
核兵器によってもたらされた広島、長崎の惨禍は決して繰り返してはなりません。我が国は引き続き非核三原則を堅持しながら、唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向けた努力をたゆまず続けます。 pic.twitter.com/x6H1OggZYc— 岸田文雄 (@kishida230) August 6, 2023
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(文/Sirabee 編集部・綾崎 かなめ)