隅田川では観客100万人を超えた「花火大会」 この夏に行った・行く人の割合は…
隅田川花火大会は4年ぶりの開催。今後は神宮外苑花火大会も控えているが…。
7月29日、4年ぶりに開催された隅田川花火大会。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことで通常通りの開催となり、観客は過去最多の100万人を超えたと報じられた。
画像をもっと見る
■神宮花火も開催
今後も、12日・13日には神宮外苑花火大会が開催。また、各地でもさまざまな花火大会が予定されている。混雑するとはいえ、夏らしい思い出に残る風物詩。「できることなら近くで見たい」という人も少なくないだろう。
花火大会にすでに行った、行く予定の人は、どれくらいいるのだろうか。
■「行った・行く予定」は2割
Sirabee編集部が、7月31日〜8月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「花火大会」について調査したところ、「すでに行った」と答えた人は全体の8.0%。「行く予定」が15.7%。
最も多かった答えは「行く予定なし」で76.3%に及んでいる。久しぶりの開催で混雑が予想され、新型コロナが5類に引き下げられたとはいえ、大混雑となる可能性が高い場所に行くことを避けたい人も少なくなさそうだ。
■若い世代では4割が…
花火大会は浴衣を着て楽しむ若い人たちの姿が多く見られるが、今回の調査結果でも世代差が大きくあらわれた。10〜20代では、この夏すでに行った人が16.5%。行く予定の人も23.1%に。30代でも3割近くが、行った・行く予定だ。
コロナ禍の行動制限では、感染しても重症化リスクが低いとされる若い世代にしわ寄せが集まっており、青春の貴重な時間を大切にしたい思いが強いのかもしれない。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
・合わせて読みたい→自公ぎくしゃくの中も吹く衆院解散風 7割が「総選挙は年内にすべき」
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)