“あの会社”が令和に復活 「懐かしくて震えた」「ドンピシャ世代すぎて」当時トラウマだった人も…
この日、 Eテレ『おかあさんといっしょ』で流れたあるうたが話題に。1995年当時、歯磨き嫌いな子供を泣かせ、親にとっては救世主ともいえる“あの会社”が突如令和に復活した…。
毎日しなければならない“歯磨き”は子供の場合嫌がることも多く、ハードなミッションとなりやすい。ツイッター(現・X)ではその手助けをしてくれる「虫歯建設株式会社」が話題となっている。
■「令和でこの言葉を…」「懐かしくて震えた」
話題となったきっかけはきょう3日放送のNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』で、今日のうたとして「虫歯建設株式会社」が流れた。
たまに放送されている同曲は、初回放送が1995年のため現在小さい子供を持つ親や当時の親世代のドンピシャだったよう。「わー!! むしむしばばばじゃん!」「ドンピシャ世代すぎてテンションが上がっております!」「令和でこの言葉を耳にしようとは…」とユーザーは興奮。
「小さい頃1番好きだった曲」「なんか耳に残ってるんだよね!」「懐かしくて震えた」と当時を懐かしむ声が続出した。
■耳に残るメロディーと不穏な歌詞
かつてこの曲にお世話になったという人は多いのではないだろうか。
「今でもたまに口ずさむときがある」という人もいる同曲だが、耳に残るのはメロディーだけでなく「どどどど がががが どどどど がががが ドリルとシャベルでほりおこせ」「ぎぎぎぎ ぐぐぐぐ ぎぎぎぎ ぐぐぐぐ おおきなペンチでひっこぬけ」などと、どことなく不穏な歌詞。
さらに虫歯建設株式会社の従業員が虫歯を削る様子に恐怖感をあおられ、多くの子供が一生懸命歯磨きをしたはずだ。
■トラウマで「心臓がきゅっ…」となる人も
実際に「子供が歯磨きをしないでいたら、『虫歯建設株式会社さんがきますよ!』といって“脅して”いました(笑)」「(子供が)これで歯磨きするようになった思い出」「いまだに歯磨きサボりたくなったらコイツらが出てくる」という声が。
「小さい頃1番好きだった曲」との声もみられるが、「幼稚園児のときまーーじでこの歌泣き叫ぶくらい大嫌いだった」という人も多いようで、「当時の自分のトラウマです」「トラウマすぎて今も映像と名前見て若干心臓がきゅっ…となった」との声も上がっている。
■子供は「こわい」も親は感謝?
一方で初めて聴いた子供の反応についても上がっており、「私はほのぼの見てたんだけど、2歳児息子、これ見て泣き始めて保育園着いてもバイキンさん怖かった…って言ってた」と現代の子供にも見事にトラウマを植え付けた模様。
「歯みがき嫌いの我が子がつい最近この歌を聞いて『ばいきんこわい…』と言って歯みがきする癖がついてきたので御社には感謝しております」との声も上がっており、今後も需要がありそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)