高橋文哉 × 志尊淳W主演ドラマ『フェルマーの料理』 「週6で包丁を握ってます」
10月放送開始の高橋文哉×志尊淳W主演『フェルマーの料理』。「料理×数学」の青春ストーリーに注目だ。
■「自分の年齢の数字が結構好き」
―――ドラマにちなんだ好きな数字・料理は。
志尊:「28」と「バターチキンカレー」。好きな数字はあまりないのですが、自分の年齢の数字が結構好きで、今だったら「28」。1年間しか馴染みのない数字だけど、何か数字を選んでくださいって言われたら、年齢にすることが多いです。
好きな料理は…僕が唯一作れる「バターチキンカレー」です。手がかかるのはショウガを刻むことだけで、あとは味つけの問題なので。これだけは結構自信あります!!
―――視聴者にメッセージを。
志尊:金曜日の夜ということで、そんなに肩肘張らずに、若者が本気で料理に向き合い、楽しみながらも葛藤するその過程を皆さんに楽しんでもらえればなと思います。
また、とっても素晴らしい料理をたくさん見ることができると思います。皆さんのお腹がすくようなドラマにもなっていると思うので、是非観てください。
■「この世に無駄なことはない」
プロデューサー・中西真央氏からもコメントが。
中西氏:私はこのドラマを見てくださった方が、「この世に無駄なことはない」ということを改めて感じていただけたら良いなと思っています。
とにかく生産性やタイムパフォーマンスが求められてしまう今日、なにかに打ちこむことで時間を失うことのリスクを恐れてしまう瞬間が増えているのではないかと思います。
例えば、ファスト映画、ファスト教養のようなファストになにかを摂取することが流行ったり、数学の世界に関しても“三角関数不要論”がたびたび話題になったりと、時間を無駄にする可能性を少しでも回避することが合理的であるというような風潮が強くなっているように感じています。
でも、私は一生懸命打ち込んだことが、たとえそのときに報われなくても、成長した事実は確実に自分の中に残ると信じたいです。
■「化学反応を楽しんでいただけたら」
中西氏:この物語の主人公は、数学の道では挫折したものの、数学を究めたからこそ、気がつかないうちに究極のレシピを授かっていました。
かつて全力で打ち込んだことがきっかけとなり、新しい世界に飛び込んでいく中で周囲にも希望を与えていく、そんな主人公のストーリーで日本中に元気を与えられたらと思っています。
高橋文哉さん、志尊 淳さんに本気の料理の世界を演じていただくのを楽しみにしております。岳と海が出会うことで生まれる化学反応を楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)