テイラー・スウィフト、ライブ中にマグニチュード2.3の地震を引き起こす
人気歌手テイラー・スウィフトのライブで地震を観測。来年2月には東京ドームで4日間の開催が決まっているが、果たして揺れは起こるのだろうか。
世界的歌姫のライブに行けるとあって、ファンたちの喜びや興奮はひとしおだったのだろう。シンガーソングライタのテイラー・スウィフトにまつわる驚きのエピソードが、また1つ生まれたようだ。
アメリカの『NEW YORK POST』や『abc7』が報じている。
■スタジアム付近で地震を観測
7月22日から23日にかけ、アメリカ・ワシントン州シアトルにある『ルーメン・フィールド』で、33歳の人気歌姫テイラー・スウィフトがライブを行った。
テイラーは現在、ワールドツアー『The Eras Tour』の真っただ中で、144,000席を超えるチケットは発売後間もなく完売したという。
ところがその週末、市内では地震が起きていないにもかかわらず、スタジアムの隣に設置された地震計が揺れを観測した。
■2日間同じパターンで揺れ
地震計はマグニチュード2.3を記録し、ウェスタン・ワシントン大学で地質学を教えているジャッキー・カプラン・アウアーバッハ教授が調査を行った。
揺れは2日間のうち、ライブが行われていた3時間半にわたって続いており、同じようなリズムやパターンで揺れていたことが判明した。
これは2011年、NFLの試合でシアトル・シーホークスの劇的なタッチダウンに熱狂したファンが起こした「ビースト地震」を超える記録となった。
■最大の揺れはやはりあのヒットソング
パシフィック・ノースウェスト地震ネットワークの地震学者、マウス・ノイシュさんは超音波により観測。最も揺れた曲は、メガヒット曲の『Blank Space』と『Shake It Off』だったことも分かった。
これを受け、テイラー本人がインスタグラムを更新。「シアトルは最高の週末だった!」「全力で声援、叫び、ジャンプ、ダンス、歌を歌ってくれて、みんなありがとう」とファンに感謝した。
■「文字通りのshake」
ファンからは「すごいね! 文字通り『shake』したのか」「彼女のライブはノンストップのパーティーのよう。本当に楽しかった」など、反響も大きい。
今年の3月にアリゾナ州グレンデールから始まったツアーも、いよいよ終盤を迎え、8月に全米公演を終える。
計10億ドル(日本円にして約1,400億円)を売り上げ、各開催地の経済を活性化させていることは間違いないといい、史上最高の興行収入を更新するだろうという。
・合わせて読みたい→人気歌手のコンサートを観た女性がフリマアプリに出品 あり得ない物で大ひんしゅく
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)