人間関係において… 約9割が「大人になると増える」と思っていることに共感
大人になれば、なにかと気持ちの負担も増えていくものなのかもしれない。
人生を生きていく上では、ときには我慢することも必要になってくるだろう。とくに大人になると、なにかと我慢する機会が増えると感じている人も多いようだ。
■約9割「大人になると我慢が増える」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に実施した調査では、全体で86.9%が「大人になると我慢することが増えると感じる」と回答した。
男女別で見ると、男性が86.3%、女性が87.5%となっていた。
■社会人になってから我慢することが…
会社での我慢が多いと感じている20代男性は、「社会人になってからは、なにかと我慢することが増えたように感じます。上司や取引先の言うことに納得できなくても、反論はしにくいですからね。そんな毎日を続けていたら、ストレスがたまるのも当然ですよね」と気持ちを述べた。
会社の中では気持ちを発散する場がないとも考えているようで、「他の趣味とかで、気分転換するようにしています」とも話していた。
■今のほうが自由を感じている
親が厳しかったという30代女性は、「たしかに職場などでは、大人になって我慢することも増えたのかもしれません。ただ私は親が少し厳しかったこともあり、実家にいた頃よりも自由になったと感じることも多いんです。金銭的な部分でも、学生時代よりは余裕ができましたし」と語る。
さらに続けて、「若い頃のほうが我慢は多かったと感じているので、今のほうが幸せに感じています」とも話していた。
■周囲と自分の気持ちのバランス
我慢しすぎるのもよくないと考えている40代男性は、「周囲の人とうまくやっていくためには、ときには我慢も必要なのかもしれません。しかし我慢ばかりして、自分の気持ちに蓋をしてしまうのもどうかと思うんです。周囲の人を気遣いながらも、きちんと自分の意見を言えればいいのですが…」と胸の内を明かす。
我慢するだけではなく、「自分らしさまで失わないように、気をつけていきたいです」とも続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名