大谷翔平、1日で完封&2HR ネットではそれ上回る日本人投手の「伝説」が話題に

大谷翔平選手が1日で1安打完封&2ホームランの離れ業。ネットでは堀内恒夫氏の「伝説の1日」を回顧する声が…。

大谷翔平

エンゼルス・大谷翔平選手が27日(日本時間28日)に行われた対タイガースとのダブルヘッダーに出場し、1試合目は投手として完封勝利、2試合目にはホームラン2本という偉業を達成。日米の野球ファンが沸き立つ中、ネットでは大谷を上回る大偉業を過去に達成した「伝説の日本人投手」に注目が集まっており…。

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■記念すべきメジャー初完投、初完封

敵地デトロイトに乗り込んで行われたタイガースとのダブルヘッダー。

1試合目の先発投手として登場した大谷選手は、5回にヒット1本を許しただけという圧倒的なピッチングで相手を寄せ付けず、6-0で完封勝ち。打者としては5打数0安打だったが、この試合が自身にとってメジャー初完投、初完封となる記念すべき試合となった。

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■2試合目には連続ホームラン

続いて行われた2試合目では2番指名打者で出場。この試合でも大谷選手は躍動し、2回の第2打席でツーランホームランを放ったかと思えば、4回の第3打席でもソロホームランと大活躍。

7回に筋肉の痙攣のため途中交代となったが3打席2ホーマーという大暴れっぷりで、試合は11-4で大勝している。


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■「大谷バケモン」がトレンドワードに

Twitter(現・X)では「大谷バケモン」というワードがトレンド入り。「完投完封してダブルヘッダー2試合目にホームランてなに…」「大谷さんまじえぐいなぁ〜」「凄すぎてもはや理解できない…」と感嘆のコメントが相次いでいる。

一方で、記録だけみるとあわやノーヒットノーランという第1試合に注目するファンも多く、「もしかしたらノーヒットノーラン完全試合あったかも」「驚きを通り越して語彙力失う」と絶賛する声もあった。


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■堀内恒夫氏の「伝説」と重ね合わせるファンも

そんな中、「昔凄い投手がいて、堀内恒夫氏が1967年10月10日に広島戦で、ノーヒットノーラン、3打席連続ホームランを記録している」「日本ではノーヒットノーランした試合で3本塁打打った堀内さんがいます」「伝説はもっと語り継がれるべき」と、元読売ジャイアンツのエースで、野球解説者・堀内恒夫氏に注目する声も。

堀内氏は1967年10月10日の対広島カープ戦でノーヒットノーランを達成。さらに投手ながら3打席連続本塁打という離れ業を1試合でやってのけており「4打席目にホームランが打てなかった」と落胆していたという逸話がある。それから約55年。いつかその大記録を大谷選手に塗り替えて欲しいと期待が集まっている。

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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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