工藤阿須加、『御手洗家、炎上する』の変貌ぶりが話題 「別人に見えた」驚きの声続出
Netflixの人気ドラマ『御手洗家、炎上する』。同作での工藤阿須加の演技が話題を呼んでいて…。
「教えてやるよ、あの火事の日に何があったのか…」──。13日から、Netflixで配信されているドラマ『御手洗家、炎上する』が好評だ。同作で、引きこもりの青年役を演じる工藤阿須加の演技に夢中になる人が続出している。
業界内でも、彼の演技力は高く評価されていて…。
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■復讐がテーマのサスペンス作品
『御手洗家、炎上する』は、病院を経営する御手洗一家の自宅が全焼し、両親が離婚するところから始まる。13年後、主人公が火事の原因を作ったとされるセレブ婦人が住む豪邸に家政婦として侵入し、自分の人生を狂わせた相手に復讐していく物語だ。
復讐を目論む主人公を永野芽郁が、彼女からすべてを奪った婦人役を鈴木京香が演じる。工藤は、鈴木演じる婦人の長男で引きこもりの青年役。
部屋から出ず、長髪に不健康な風貌で対人恐怖症の青年を演じ、注目を集めている。
■爽やかイメージと真逆の役
工藤は、福岡ソフトバンクホークスの元監督・工藤公康氏の長男。黒髪ショートカットで、くっきりした目鼻立ちの爽やかなルックスが特徴的だ。
2014年の日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)で注目されて以降、多くのドラマや映画に出演。18年から21年まで情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の水曜パーソナリティーも務めた。
「朝の顔」にも抜擢されるだけに、『御手洗家─』で演じた真逆のキャラクターは衝撃的だった。あるテレビ局関係者は、同作での工藤の演技を絶賛する。
「目が隠れるくらい長い髪で顔色も悪く、目も充血していて、最初は工藤さんだと気付きませんでした。役作りのために10キロ近く減量し、監督と相談してカメラマークにもこだわったそうですよ」(テレビ局関係者)。
■業界内での評判は…
日頃、「好青年」なイメージが強いだけに、今回の役柄にギャップを感じる人も多かったのだろう。ここ数年、業界内でも工藤の演技力を評価する声が多いという。
「当初は爽やかな青年役で起用されるケースが目立ちましたが、最近はクセのあるキャラクターを演じることも増えました。撮影現場では監督から指示されなくても、自分がどんなふうに動けばいいかや何が求められているかを理解して行動できます。様々な役を演じ分けられるので、連続ドラマの企画会議では工藤さんの名前がよくあがるんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
演技力に加えて、現場での細かい評判も良好だ。「子供の頃から、父の公康さんに礼儀作法を厳しく教え込まれたため、誰に対しても挨拶を欠かしません。スタッフはもちろん、バラエティ番組等で関わった飲食店の店員や一般の人に対しても腰が低く、優しいんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
■ネット上でも驚きの声
普段のイメージをいい意味で覆す、『御手洗家─』での工藤の変貌ぶりはネット上でも話題に。
「引きこもり役の演技すごすぎ」「こういう役観るのが初めてで新鮮だった」「別人すぎて分からんかった、あんな演技できんのか…」「工藤阿須加好きなのに中盤まで気づかなかった」など、驚きの声が多数あがっている。
今回の演技を機に、俳優としてさらなる高みへ突き進んでいくに違いない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)