「私に水をかけて!」とお願いしてくる浴衣美女 霧吹きで濡らすとニッコリ笑顔に…
暑さ対策アイテムの展示会で、浴衣姿のお姉さんが「私に水をかけて!」とまさかのおねだり…!?
東京ビッグサイトで開催されている「東京猛暑対策展」。暑さを乗り切るためのアイテムが集まった会場で、未来の浴衣を着たお姉さんから「水をかけて!」とまさかのおねだりが。
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■猛暑対策展とは…?
「猛暑対策展」とは東京ビッグサイトで開催された、暑さに対する課題解決を行うことに特化しているアイテムを集めたビジネス関係者向けの専門展示会。
今年で第9回目を迎えており、空調機や大きな扇風機、最近流行りの空調服など、販売しているものから現在開発中のアイテムまで、様々な猛暑を乗り切るための対策グッズを体験することができる。
■浴衣のお姉さん「水を!」
そんな「猛暑対策展」で注目を集めていたのが、まだ未発売の「未来の浴衣&甚平」だ。
今でも接触冷感や吸汗速乾の素材を使うなど暑さ対策を施したアイテムは出ているが、それらを上回る機能を持っているらしい。…と、浴衣を着たお姉さんがいきなり「私に水をかけてください!」と言い出した。
恐る恐る水を吹きかけると「もっと思い切りかけてください!」。びしゃびしゃになるほど全力で水スプレーを噴射すると、ようやく「涼しくなってきました!」とにっこり微笑んでくれた。
■濡れて喜ぶ秘密は?
濡れて気持ちよくなっただけでは? と思いつつ、販売元である株式会社リベルタの広報担当者に話を聞くと「秘密は裏地にあるんです」という。
裏地にプリントされている氷のような謎の紋章…これは「氷撃冷感プリント」と呼ばれるもの。紋章はエリスリトール、キシリトールを含有しており、これらはどちらも「水に溶けるときに温度を下げる『吸熱特性』」を持っている。
この作用によって、汗をかいたり水をかけたりしたときに、繊維の温度が下がってひんやり涼しくなれるそう。
サーモグラフィーの実験データを見せてもらったが、たしかに着た瞬間に接触冷感でひんやりし、汗をかくことで更にひえひえになっていることがわかる。
先程の浴衣にも同じプリントが施されているので、水をかけられて喜んでいた…というわけ。
■甚平はすでに発売中
浴衣はまだ開発中とのことだが、甚平は12,100円(税込)で販売中。水をかければひえっひえになれる上に、素材も吸水性・速乾性に優れた生地「高島ちぢみ」を使っているため、汗だく・汗染み対策もバッチリだ。
この浴衣・甚平なら、イベントはもちろん普段のお出かけにもちょっと着ていこうかな…と思えるかも。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)