有名ボディービルダーがスクワット中に事故死 204キロのバーベルが首に直撃
ボディービルダー兼インフルエンサーとして活躍していた男性が、トレーニング中の事故で亡くなった。240キロのバーベルを持ち、スクワットをしていたという。
このたびインドネシアの有名ボディービルダーが、トレーニング中の事故により命を落としたという。アメリカの『People』やイギリスの『Daily Mail』が伝えた。
■フィットネスのインフルエンサー
人気リゾート地のバリ島に暮らすジャスティン・ヴィッキーさん(33)が15日、事故で天国へと旅立った。
ジャスティンさんは地元では有名なボディービルダーで、SNSにたびたびトレーニング中の動画や写真を投稿。また栄養や減量についてコーチングするなどして、フィットネスのインフルエンサーとしても人気を集め、3万人以上ものフォロワーを抱えていた。
■240キロのバーベルを使用
事故が発生した当時、ジャスティンさんは204キロの重りを付けたバーベルを首の後ろに持ちながら、スクワットプレスを行っていたという。
しかし衝撃でバーベルが落下し、首に直撃。首を骨折したうえ、心臓と肺をつなぐ重要な神経に圧がかかり、損傷してしまった。ただちに病院へ搬送され緊急手術を受けたものの、間もなく死亡が確認された。
■「バーベル・スクワットは危険な運動」
ジャスティンさんは事故が発生する10日前の5日には、SNSにトレーニングについての動画を投稿し、「バーベル・スクワットは危険な運動の一つ」だと明かしていた。
さらに「適切に行えば、バーベル・スクワットは他のトレーニングでは得られない筋肉量を増加させることができる」とも説明。ところが負担の多い重りを用いて行う人にとっては、ケガをするリスクも高く、注意が必要だと訴えていた。
■ジムが追悼
事故を受け、ジャスティンさんが通っていたジムはInstagramで声明を発表。「彼は単なるフィットネスの専門家ではない。私たちにとってインスピレーションとモチベーションでもあり、さらにサポートの光でした」と、早すぎる死を悼んだ。
また「周囲の手助けをしたいという情熱は、私たちに深い感動を与えました。彼の励ましと思いやりのある指導は、世間の人々にとってかけがえのない存在です」ともつづっている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)