災害時にも活躍「固い結び目を簡単に解く方法」がまるで魔法 覚え方のコツは…
ロープなどを固く結ぶことができる“本結び”の、魔法のような解き方を警視庁が紹介。これはぜひ覚えておきたい。
警視庁警備部災害対策課が25日、公式ツイッターを更新。頑丈に結んだ紐を簡単に解く方法を紹介した。
■固い本結びが魔法のように…
同課はこの日「ロープ同士の結束や、三角巾、風呂敷などを結ぶ際に便利な「本結び」。今回は魔法のような解き方をご紹介」と4枚の画像を投稿。
1枚目には本結びされた手ぬぐいが、2枚目から4枚目にはそれを解いていく様子が写っている。
その解き方について、「(片方の)末端を反対方向に引く。引いた末端が(もう片方の末端と)一直線に。結び目を握って引っ張るとスルリ!」と解説。「災害時にも役立つかもしれません。結び方を説明した過去のツイートも参考にしていただき、お試しを」と呼びかけた。
■“本結び”とは
“本結び”は強く結びたいけれど簡単に解きたいときに適している結び方で、ロープや風呂敷を結ぶだけでなく様々な場面で活躍する。救急法で三角巾を結ぶときもこの方法で、アウトドアなどでも役に立つ。
そのため、上記の「固い結び目を解く方法」を実践するには、まず本結びをマスターする必要が。同課が載せている本結びのやり方を確認し、結び目が大きくできてわかりやすい、タオルや手ぬぐいなどで練習するといいだろう。
■「“上上上”と覚えるといい」
この投稿にユーザーからは「この方法、小学生のときに知って感動した覚えがある。今でもこの方法で結び目を解くことがある」「小学生の頃地元の自主防災会の防災士さんに教えてもらったのキャンプでも役に立ってる」との声が上がった。
しかし、知っていても結ぶ際に上下を間違えると解けやすい“縦結び”になってしまうため、「いつもできぬ!!! 不器用!!!」という声や、うまく結べても解くときに「いっつも反対側を引いてまうんよ…」という声も…。
一部のユーザーからは「“上上上”と覚えるといいよ。はじめに交差した時の上にある方を回したら、また上にあるのを上から回す」とのアドバイスも寄せられている。