ゆっくりするはずの時間が… 約8割の人が「気を遣った」ことのある場面とは
どんな時間であっても、楽しく過ごすのがなによりもいいのだが…。
仕事などの時間に気を遣うのは、仕方がないところもあるだろう。しかしせめてプライベートでは、気を遣わずに楽しく過ごしたいものだが…。
■約8割「プライベートに気を遣い」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に実施した調査では、全体で82.4%が「プライベートな時間なのに気を遣った経験がある」と回答した。
性年代別で見ると、男性が77.0%、女性が88.1%となっていた。
■プライベートに先輩と会い
休日に会社の先輩と外出した20代女性は、「会社が休みの日に、先輩から遊びに誘われたんです。あまり乗り気ではなかったのですが、断りにくかったので行くことにしました。しかしやはり先輩なので、なにかと気を遣ってしまったんです。悪い人ではないのですが、どうしても上下関係がある相手なので…」と振り返る。
さらには、「話題がどうしても、仕事のことばかりになってしまうのもきついところでした。プライベートはできるだけ、仕事のことを考えたくないのに…。先輩とは、仕事帰りに飲みに行くくらいの仲がちょうどいいのでしょうね」とも話していた。
■人といることで疲れる
人と一緒にいると気を遣うという30代男性は、「どんなに仲のいい相手でも、一緒にいれば気を遣ってしまう部分はあります。とくに自分はあれこれと考え込んでしまう性格なので、人といる時間が長いと一気に疲れが出るんです。一人でいるときが、なによりも気持ちが落ち着きますね」と話す。
職場ではがんばっているが、「人と付き合いが大切なのもわかっているので、社内でのコミュニケーションはきちんと取っているつもりです。ここでも気を遣うことが多くありますが、これは仕事なので仕方がありません。その分プライベートでは、気を遣いたくないんです」と続けた。
■プライベートで会う人は
ツイッターでは、「プライベートや休日に嫌いな人に会って、気を遣うなんて絶対に嫌」や「しかしなんだか疲れるな、プライベートが」などの投稿も。
またプライベートの交流こそ人を選ぶべきだと思っている人からは、「プライベートでも、尊敬できる人としか会っていない。一度でも無理と思ったら、疲れるだけだから断った方が良い。時間は有限」とのツイートもあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名