武井壮、「たくさん努力したから伸びるわけではない」 “分析”に反響集まる
武井壮が大学の陸上部時代を回想。熱心な分析に「凄すぎる」と反響が集まった。
元陸上選手でタレントの武井壮が23日、自身の公式ツイッターを更新。努力の質の重要性を伝えた。
■陸上選手時代を回想
1997年に日本陸上選手権の十種競技で優勝し、日本一に輝いた武井。この日のツイートでは、陸上競技のトレーニング内容についてつづった。
大学で陸上部に入った武井は、まわりの選手を見てトレーニングの内容や取り組み方に違和感を感じ、自身でメニューを考案。
「1歩の足跡の間隔の距離を測定」「1歩の最適な出力方法を研究」などと走る動作を細かく分析し、必要なトレーニングを熟考したという。
■努力の内容を重視
綿密な研究をしてトレーニングを重ねた武井は、「適切なトレーニングを積んだから十種競技を専門にしつつ当時の(100m走の)日本記録と0.4秒差くらいにまでに数年で伸ばせたのにはそれなりの理由がある」と振り返る。
そして、「スポーツはただたくさん努力したから伸びるわけではない。努力の内容がとても大切で、それが伴わないと、努力感と反比例するような悲惨な結果が生まれる」と持論を展開。
「あの人より努力してるのに結果が出なかった」と嘆く声もある中、努力の質を重視してきた武井はそんな人たちにも「やることはまだまだ山ほどあると思う」と私見。
最後に、「みんな頑張って、自分の努力を良質なものにしような」とメッセージをつづった。
■トレーニング内容に反響
武井のツイートを見たファンからは、「ここまで自分を客観視し分析 それを練習に活かせるって凄すぎる」「アスリートとしても凄いとは思うのだけど、それ以上にこういう部分(理論構築力とその再現性)がマジで凄い」など、明かされた努力に反響が集まった。
努力への持論には、「陸上だけでなく全てに共通することやな」「スポーツに限らず全てに当てはまりそう」との声が上がり、「この考え方、今取り組んでいることに当てはめる! と決意しました」と宣言するファンも見られる。