超年の差婚で注目された夫婦が離婚 80代女性が30代元夫との人生に「もう頑張れない」
30代男性にプロポーズされ、心を許してしまった80代女性。周囲からは「利用されているだけでは」と怪しむ声が絶えなかった。
超年の差婚を望む高齢者に周囲が心配することと言えば、おそらく「資産が目当てなのでは?」と「体が持つの?」という点ではないだろうか。 前者については「それでも構わない」と言う人もいるが、果たして後者は…?
世界に衝撃を与えていたイギリスの超歳の差夫婦が、破局していたことがわかった。イギリスの『Mail Online』などが報じている。
■46歳差の夫婦が破局
昨年の秋、イギリス・サマセット州ウェストン=スーパー=メアに暮らすアイリス・ジョーンズさん(83)が「そんな若い夫を見つけるとは」と世界を驚かせていた。
アイリスさんはエジプト出身のモハメッド・アハメド・イブラヒムさん(37)と結婚し、今年10月には結婚3周年を迎えるはずだった。だが今年になって夫婦が破局していたことを、このほどアイリスさんが『Closer』誌に明らかにしたのだ。
■「配偶者ビザ狙い」と怪しむ声も
カップルは2019年にFacebookのあるグループで知り合い、モハメッドさんからプロポーズして2020年11月に結婚した。再婚同士で気も合ったという。
そして夫婦としてイギリスで暮らせるように、2021年8月には配偶者ビザを申請。昨年に発給されると、モハメッドさんはただちにアイリスさんの元に飛んだ。
ただし、「モハメッドさんはイギリス暮らしに憧れ、配偶者ビザ、アイリスさんの邸宅、年金などが魅力で結婚したのでは」と怪しむ声は絶えなかった。
■頑張って合わせてきたけれど…
アイリスさんは昨年まで、メディアの取材を受けると嬉しそうに「私たちの愛は本物です」と語っていた。
別れた元夫とは5年もセックスレスでつらかったとも話し、健康には自信があり、30代の夫を満足させるために頑張るという話だった。
だが高齢者は皮膚粘膜が弱く、若い夫に合わせる生活は大変だったのだろう。昨年からアイリスさんは病院と縁が切れなくなった。
■お行儀の悪い孫のような夫
今年になると口論が続き、ふたりはついに離婚した。アイリスさんはモハメッドさんが出て行ったときの様子について、「夕食のエビのフライまで持って行ってしまったのよ」と腹立たしそうに話す。
また「頑張ったけれど、もう無理。いつしか私は、お行儀の悪い孫にガミガミと注意をするおばあちゃんのようになってしまったの」とも吐露している。
アイリスさんは今、新しく飼い始めた猫との生活を楽しんでいる。「文句も言わず静かでとても美しい子」と褒めちぎり、寂しさは全く感じていない様子だ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)