海で記念撮影中に波にさらわれた母親が溺死 「ママ」と泣く子供らの目の前で…
ショックを受ける子供たちの目の前で、波にさらわれ…。30代の母親が命を落としてしまった。
荒れる海を眺めながら楽しく写真を撮影していた夫婦が、波にさらわれるアクシデントが発生。夫だけが助かっていたことを、『The Sun』など海外メディアが伝えた。
■海で写真撮影を満喫したが…
9日、インドで暮らす夫婦が子供たちを連れて海へ。空は暗く激しい波が岩を打ち付けていたが、夫婦はそこに並んで座ることにした。海水ですぐにびしょ濡れになったが、機嫌よく記念撮影を楽しんでいたという。
しかし海はさらに荒れ、夫婦はついに波にのまれて海の中へ転落。見ていた子供たちが「ママ、ママ」と叫びパニックになる中、必死に水から出ようともがいた。
■救出されたのは夫のみ
たまたまその様子を見ていた目撃者が、夫のみ救い出すことに成功した。
近くにいた人たちの通報を受けた警察が現場に急行し、レスキューチームは流された妻の捜索を開始。約20時間後に発見してすぐに病院に搬送したが、到着と同時に死亡を宣告された。
■悲しみに暮れる夫
夫は地元メディアの取材に応じ、「僕も妻を助けようと努力したのです」「でも4回目の波に背後から襲われて僕がバランスを崩し、夫婦そろって滑ってしまいました」と、事故発生の瞬間を振り返った。
また「目撃者が僕の脚を掴んでくれたので、僕は妻のサリーを掴んだのですが…救ってやることはできませんでした」とも述べ、妻の死を悼んだ。すべてを目撃した子供たちについては、大変なショックを受けているという。
■批判の声が続々と…
この件については批判の声も上がっており、SNS上には「完璧な写真を撮るために危ない場所に行くなんて…」「大人のせいで、子供たちは親が溺死する様子を見るはめになった」といったコメントが多数書き込まれている。
夏には海や川に行く予定を立てている人も多いだろうが、天候が悪く荒れるときには近寄らないに限る。家族のためにも安全を第一に考え、危険な行動は避けていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)