“茶殻”のおいしい活用法が目から鱗 今まで勿体ないことしてた…
お茶を飲んだあとに残る“茶殻”を活用する農林水産省オススメの方法に「これはちょっと気になる」との声が。
農産物に関する役立つ情報やレシピを取り上げている農林水産省が20日に公式ツイッターを更新。捨てがちな“茶殻”の活用方法を紹介した。
■飲んだあとは“食べる”
日本茶を飲んだあとに残る“茶殻”は、ゴミとして捨てている人が多いのではないだろうか。同省は「これ結構おどろきなんですが茶農家さんに教えてもらった日本茶を飲んだあとの茶殻の活用法がすごかった」と捨ててしまう茶殻を無駄にしない方法を紹介。
活用法は「ギュッと絞ってポン酢と鰹節をかけたらお浸しに」「ミルクと一緒にミキサーにかければ抹茶風スムージーに」と2つ紹介されており、「どちらも本当に美味しかったので多くのかたに届いてほしい」とのことだ。
■茶殻には多くの栄養素が
茶葉に含まれる成分には「水溶性」「脂溶性」があり、お茶の飲用で摂取できるのは「水溶性」のみ。残りは「脂溶性」でその割合はなんと約7割だという。
そしてその7割には食物繊維、ビタミンA、ビタミンE、クロロフィルなどの栄養素が…。水溶性は飲み、脂溶性は食べることで余すことなく栄養分が摂取でき、ゴミも出ずに一石二鳥。しかも「本当に美味しい」となると試さない手はないだろう。
ちなみに美味しく食べるのには茶葉が柔らかい新茶や玉露、一番茶などが適しているとのこと。ただし、茶殻にもカフェインは含まれるため、カフェインを控えている場合や小さい子供は注意が必要だ。
■「美味しそう」「これはちょっと気になる」
この目から鱗の情報に「どちらも美味しそう」「これはちょっと気になる」とユーザーも注目。「茶殻は棄てるものって思い込みはいけないですね。お浸しはさっそくやってみます」「茶殻はお婆ちゃんがよく食べてた! 抹茶風スムージー美味しそう。今度やってみよう」「(スムージーは)この夏に良さそう!」との声が上がり、すでに実践している人からは「お茶の葉のおひたし好き」とのコメントも。
一方で「お茶を淹れるのは3煎まで。それ以上出しちゃうと本当に出がらしになって美味しくない」との情報もあり、茶葉まで食べる場合はお茶を淹れる回数に注意したほうが良いようだ。