アントニオ猪木は「政治家としても凄い」 杉村太蔵が活動を称賛
杉村太蔵が『バラいろダンディ』で「政治家・アントニオ猪木」の凄さを語った。
■猪木さんの映画が公開へ
猪木さんの人生を振り返った映画『アントニオ猪木をさがして』が10月6日に全国公開される話題を取り上げた19日の放送。
番組によると映画のプロデューサーを務める筒井竜平氏は「アントニオ猪木という生き様が今もなお求められていることを実感している」「いつ何時、誰の挑戦でも受けるという言葉を胸にアントニオ猪木を探しています」と話しているのだという。
■杉村が「政治家・アントニオ猪木」を語る
杉村は猪木さんについて「猪木さんは言葉を裏付ける行動もありません?」と指摘する。
続けて「僕なんかは政治家の印象が強いので、すごく印象に残っているのは北朝鮮を訪問されて。国会はやっぱり 懲罰になったんですね。ところが やっぱりみんな北朝鮮の情勢を知りたいので、懲罰動議に賛成した議員が後から、次から次へと『北朝鮮の情勢はどうなんですか』って聞きに行ったんですよ」と話す。
そして「普通だったらね、『懲罰をかけたじゃないか』と思うところを、快く教えたという。凄い政治家だったなと思う」と振り返った。
■「最も気になる言葉」をトーク
その後話題は猪木さんが残した数々の名言から「今、最も気になる言葉」に。
杉村は「株価がずいぶん上がってきているじゃないですか。バブルって、最近。バブル以来の高値とか言っているんですけど、このバブルっていうこの言葉、どれほどわれわれに恐怖心を与えているか」と話す。
さらに「ところがバブルの定義もいまいちよくわかっていない。なんなんだろう、バブルという五感が与える恐怖心みたいなのは。必ずのちに崩壊、バブルが拡大するって聞かないし」とコメントした。
■ふかわは「忖度」を…
ふかわりょうは「言葉の意味が変わるということでいうと、忖度ってほぼネガティブなものになってしまいましたよね。たぶん、忖度は相当落ち込んでいると思う。今、完全に『忖度しちゃいけない』ってなっていますよね」と指摘する。
杉村が「もともとどんな意味なんですか?」と質問すると、「おもんばかる意味ですよね」とふかわ。するとこの日のゲストで言語学者の川添愛氏が「気をつかうみたいな感じで、良い意味もあったんです」と指摘していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)