青汁王子、こども家庭庁の施策に苦言 「さっさと解体してシンプルに…」
三崎優太氏が、こども家庭庁の予算に注目。新たな施策を打ち出すよりも「5兆円減税したほうが良いのでは?」との私見を述べた。
実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏が19日、自身の公式ツイッターを更新。こども家庭庁が実施してきた施策に呆れ返った。
■子連れ客を優先する施策が物議
同日、小倉將信こども政策担当大臣とサッカー・Jリーグの野々村芳和チェアマンが今月12日に発表した施策についてツイッター上で話題になった。
その内容は、Jリーグの試合観戦やイベントで子連れ客らを優先する取り組みなどが各クラブに推奨されるというもの。
子育て世帯を優遇する施策ではあったが、直接的な支援ではないため、「もっと先にやるべきことがあるだろうに…」などと不満が噴出。
実業家のひろゆきこと西村博之氏も「やる気のある無能の圧倒的な『それじゃない感』」と皮肉交じりにつづった。
■三崎氏の私見
今年4月に発足した同庁の今年度予算はおよそ4.8兆円。三崎氏は「こども家庭庁が予算5兆円でやったこと」と切り出し、これまでの施策を列挙。
国立科学博物館などの施設で実施された、子連れ客の案内を優先する「こどもファスト・トラック(優先レーン)」。若者が子育て世帯を訪れて育児に関する話を聞く「家族留学」と、今回のJリーグの施策をあわせた3つを挙げた。
その上で、「これのどこが子育て支援策?」と本音をつづり、「300人以上の職員集めて考えた案がこれなら、さっさと解体してシンプルに5兆円減税したほうが良いのでは?」と代替案を示した。
■共感が殺到
三崎氏のツイートを見たユーザーからは、「こんな超無駄遣い庁いらないですね」「その通りだと思います!!」「100%同意です」と共感のコメントが殺到。
実際に子育てをしているユーザーから、「子持ちシングルマザーですが、優先レーンもいらないしJリーグも見ません。育児経験を人に語ってる余裕なんてないわ。ほんとに無駄。マジで無駄」といった声も寄せられている。