「キスマーク」でできた首の血栓で17歳男子が死亡 カップルの愛の証が命取りに…

カップルの中にはキスマークを付けたがる人もいるが、命取りになる危険が潜んでいることも覚えておいていただきたい。

2023/07/19 06:00

首・関節痛

「キスマーク」を愛情表現と喜ぶ人もいれば、「恥ずかしい」「他人に万が一見られたら気まずい」と考えて避けたい人もいるだろう。だが実は、命にかかわる恐ろしい危険も潜んでいることを、『Oddity Central』や『euro ES EURO』などの海外メディアが報じた。


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■首に付いたキスマーク

2016年8月25日、メキシコのフリオ・マシアス・ゴンザレスさんが17歳という若さでこの世を去った。

亡くなった当日、フリオさんは7歳年上の恋人女性とイスタパラパという町でデートし、彼女から首元に複数のキスマークを付けられたという。

ふたりは日ごろからキスマークをお互いによく付け合っており、その日も普段と変わらない様子だったそうだ。

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■吸引により血栓が発生

その後、ふたりはフリオさんの自宅へ行き、彼の家族と夕食を取ることに。しかしフリオさんは突然けいれんを起こして椅子から倒れ、意識を失ってしまった。両親が救急車を呼び、すぐに救急隊が駆けつけたものの、その場で死亡が確認されたという。

司法解剖の結果、死因はキスマークであることが判明した。吸引したことにより首に血栓が生じ、それが脳に到達して動脈が詰まって破裂したと考えられている。


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■恋人女性は逃亡

歳の差が原因で以前から交際に反対だったこともあり、死因を知ったフリオさんの両親は恋人を強く非難した。すると恋人は逃亡して行方をくらましたため、両親は起訴も検討するのではとみられている。

そして最近、TikTokでAIアバターを使い、この件について改めて解説する動画が若い世代の間で注目を集めるようになった。


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■「キスマークが命取りになるなんて…」

動画に寄せられたコメントのほとんどが、「キスマークで命取りになるなんて知らなかった」とショックを隠し切れない様子で、話題は拡散されていい注意喚起となっているようだ。

2011年にはニュージーランドで、44歳の女性の左腕が突然動かなくなり、最終的に脳の手術が必要となってしまった。頸動脈の近くにできたキスマークが原因だったそうだ。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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