薬物依存乗り越え義兄と子供をもうけた女性 「夫の死後、彼の兄に恋をしました」
夫を失った悲しみに暮れている時に、その兄に安らぎを感じた女性。今は兄弟それぞれとの間にもうけた子供とともに、幸せに暮らしているという。
ある母親が、自分の家族の少し変わった関係についてネット上で告白し、話題を呼んでいる。『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じた。
■自然に囲まれ暮らす6人家族
アメリカ・ニューハンプシャー州で、愛する男性と4人の子供と暮らすケイトリン・ノートンさんには、人から驚かれる過去がある。
現在ともに生きているローリーさんという男性は、死別した夫であるアーロンさんの兄だ。しかもケイトリンさんが産んだ4人の子供のうち、2人はアーロンさんとの間にできた子供で、もう2人はアーロンさんの死後にローリーさんとの間にできた子供だという。
■薬物依存に陥る2人
ケイトリンさんと亡くなったアーロンさんは、高校生の時に交際を始めた。当時、2人は薬物依存に陥り、ケイトリンさんが妊娠するまで依存が続いたという。
妊娠を機にしばらく薬物から離れた2人だったが、出産後しばらくしてからまた激しい衝動に悩むようになり、薬を求めて手当たり次第に探し回った。
ケイトリンさんはリハビリ施設に行き治療が順調に進んでいたが、退院まであと少しというところで、夫のアーロンさんが薬物の過剰摂取が原因で死亡した。
■夫と声が似ていた義兄
ケイトリンさんは、アーロンさんが2人の子供を残してこの世を去ったことに、激しい悲しみを感じた。
しかし、気を遣って家を訪れてくれるアーロンさんの兄であるローリーさんに対し、安らぎを見出すように。特に2人の声がとても似ていたことに、安心を感じたという。
一方のローリーさんは、薬物依存に陥っていたケイトリンさんのことを「信頼していなかった」そうだ。それでも残された子供たちを思って通い続けているうちに、ケイトリンさんの良い面に触れるようになっていった。
■ネット上で批判受けるも…
ケイトリンさんとローリーさんがネット上で関係を告白すると、多くの批判の声が寄せられたという。だが2人の関係を誰よりも喜んでいたのは子供たちだったといい、「お父さんができて嬉しい」と幸せそうな様子だ。
またローリーさんは、「僕たちは2人でアーロンを失ったという悲しみを乗り越えてきた。アーロンは僕たちのことを誇りに思うはずだ」と語った。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)