目の錯覚ドレスが話題となった男性 妻への殺人未遂で逮捕されていた
世界中を巻き込んだ目の錯覚ドレス。「黒と青もしくは白と金、どちらか?」は日本でも大きな話題となっていた。
何年か前に話題になった、「目の錯覚ドレス」を覚えていらっしゃるだろうか。SNSにあげた写真がバズり、世界中が「黒と青に見える」「白と金に見える」とざわついたのだ。
なんと、その話題を提供した男が妻を殺害しようとして逮捕されていたことが分かった。アメリカの『NEW YORK POST』などが報じている。
■バズった目の錯覚ドレス
2015年2月に結婚式を挙げた、スコットランドのコロンゼー島に暮らすキア・ジョンストン(38)と妻のグレースさん。その後、式に参列していたカップルの友人、ケイトリン・マクニールさんが1枚の写真をSNSにアップした。
グレースさんの母親が結婚式に着たストライプ柄のワンピースについて、「黒と青もしくは白と金、あなたの目にはどちらに見える?」と問いかけたのだった。
■セレブまで議論に参戦
不思議なことに、どちらにも見えるこのドレスの写真は瞬く間に世界中に拡散され、各メディアも報道。
テイラー・スウィフトやキム・カーダシアン、ケイティ・ペリーなど、超有名セレブまでをも巻き込み「何色に見えるか?」といった議論が繰り広げられた。
これをきっかけに、夫妻は様々なテレビ番組に引っ張りだこに。仲睦まじい様子を世間に披露していた。
■じつはDVに苦しんでいた
しかし昨年3月、夫婦間で口論がヒートアップし、キア容疑者はグレースさんを地面に押さえつけて首を圧迫。さらにナイフを首に付きつけ、殺意をあらわにしたたため通報された。
報道では、2019年4月から2022年3月までの間、同容疑者はグレースさんに日常的に暴力を働き、精神面でも強く支配していたと伝えられている。
ほかにも、彼女が乗る車の扉を開け、無理やり乗り込んで暴行を加えたり、出先から一緒に帰宅することを拒否した彼女を引きずり、ヘッドロックをするなどしたという。
■いまだ容疑を否認
交際期間を含め、11年間にわたりグレースさんへの暴力や威圧的な態度を続けていた疑いがあるとして、家庭内暴力および殺人未遂で逮捕されたキア容疑者。
今月10日にグラスゴー高等法院に出廷し、正式に起訴されたが、全ての容疑内容をいまだ否認しているといい、来年に開かれる裁判を前の罪状認否に注目が集まっている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)