松坂大輔氏が選ぶ巨人ベストナイン 「ジャイアンツっぽくない」先発投手は…
大のジャイアンツファンだった松坂大輔氏が、89年からの10年間で活躍していた巨人の選手からベストナインを選ぶ。
元プロ野球選手で野球解説者の松坂大輔氏が15日、自身のYouTubeチャンネル『松坂大輔 Official YouTube』を更新。“松坂少年”の目線で選んだ読売ジャイアンツベストナインを発表した。
■少年時代に憧れた三塁手
少年時代は、大のジャイアンツファンだった松坂氏。今回は、野球を始めた1989年からプロ入りするまでの10年間で活躍していた巨人の選手の中からベストナインを選ぶことに。
代打は大久保博元氏で、捕手は村田真一氏、一塁手は駒田徳広氏、二塁手は篠塚利夫(和典)氏、遊撃手は川相昌弘氏。三塁手は「原辰徳」と即答する。
本塁打後の豪快なバット投げをまねするほど憧れていて「1番最初に買ったのは原モデルのバット」と明かした。
■1年目から強烈な印象「打ち方も格好よかった」
続いて外野手部門。まず名前が挙がったのはゴジラこと松井秀喜氏。ここからウォーレン・クロマティ氏、清水隆行氏、高橋由伸氏、緒方耕一氏と候補を並べていく。
悩みに悩んだ末、「球場に行って応援歌も歌ってました。下敷きも持ってました」「足速い=かっこいいみたいなところもあった」と緒方氏を、「強烈なイメージを残したルーキーシーズン。打ち方も格好よかった。憧れていた部分は守備。投げ方とかまねした」と高橋氏を選出した。
■「ジャイアンツっぽくない」先発投手は…
そして、注目の投手部門。斎藤雅樹氏と桑田真澄氏、「ザ外国人。荒々しい感じがジャイアンツっぽくない」とバルビーノ・ガルベス氏を先発投手3人として選ぶ。
中継ぎは橋本清氏、抑えは先発として活躍しながら通算59セーブを記録した槙原寛己氏をチョイスし、これで完成。ベストナインを振り返った松坂氏は「実際にこれでチームが組めたら素晴らしいんじゃないですか」と満足げだった。