スタジオジブリ最新『君たちはどう生きるか』あまりにも素晴らしい… 宮崎駿監督の変わらぬ天才ぶりに感動する人続出
スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』が公開。宮崎駿監督の天才ぶりを実感できる傑作だった。
スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』が、14日に公開された。事前に宣伝や情報の公開をしないスタイルが逆に話題となったが、記者が訪れた映画館でも公開日の初回上映から、ほぼ満席となる盛況ぶりを見せていた。
■忖度抜きで「スタジオジブリ最高作」
記者も同時に観たところ、忖度抜きで「スタジオジブリ最高作」と言っても過言ではない作品だと率直に感じた。ネタバレで情報をお伝えしたいのだが、間違いなく事前情報抜きで観るべき作品なので、観に行きたい人はその時間までSNSを絶つことをお勧めしたい。
何も情報を持たない状態で映画館へ足を運び、『君たちはどう生きるか』を観た後は、考察をしたり、登場人物の感情を改めて想像したり、映像美を思い出したりと、きっと人それぞれで違った余韻に浸っているはずだ。しかし、ひとつだけほぼ全員が同時に思うことを挙げるとすると「宮崎駿監督はやはり天才だった」ではないだろうか。
■ネタバレが無いギリギリレベルの情報
ネタバレが無いギリギリのレベルで情報をお伝えすると、『君たちはどう生きるか』というタイトルから「説教臭い作品なんじゃ?」と思う人もいるかもしれない。しかし、答えはその逆である。人によっては突き放していると感じる可能性があるほどだ。
また、1937年の同名小説もあるが、実際には直接の原作ではないため、ストーリーについても「しっかりジブリ」をしているため、スタジオジブリの長年のファンからしても納得のファンタジー描写が溢れており、映像についても非常に美しいものとなっている。
声優や主題歌についても誰もが知っている大物俳優・歌手を採用しており、すでにその情報も出回っているが、もしまだ見ていない幸運な人がいる場合は、情報をシャットアウトして観ると後の感動が大きくなることだろう。
■SNSでも絶賛の声多数
SNSでも「感動した。事前情報なしで観た方がいい」、「(宮崎駿監督は)天才だと再認識した」、「ジブリの集大成」など、絶賛の声が多数上がっている。
天才・宮崎駿監督が作り上げた傑作『君たちはどう生きるか』、事前情報無しで映画館へ足を運び、ぜひ作りこまれた世界を存分に味わってほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)