IHコンロの天板汚れ、“本当の正体”が判明 油や焦げ付きだと思ってた…
汚れ落としのエキスパート・茂木和哉氏がコンロ周りの掃除テクを紹介。天板にこびりついた汚れの“知られざる正体”が明らかに…。
汚れ落とし研究家の茂木和哉氏がこのほど、YouTubeチャンネル『暮らしのショートムービー【茂木和哉】』を更新。IHコンロにこびりついた汚れの落とし方について説明している。
■天板の“こびりつき汚れ”の正体は
茂木氏は、IHコンロの天板に茶色くこびりついた汚れについて、「ものすごくガンコですよね。なんでガンコかというと、油汚れや焦げつきがべったりくっついていてこのような状態になっていると思われるじゃないですか?」と切り出す。
続けて、「これは、じつは水垢汚れなんですよ」とその正体を明かした。
■洗剤をかけて擦ると…
そこで、実際に水垢用の洗剤を使って汚れを落としてみることに。「水垢洗剤といったら…『茂木和哉』」と、自身の名を冠した洗剤を取り出すと、汚れの上に洗剤をかけ、使い捨ての手袋を使って擦る。浮き上がった汚れをティッシュで拭き取ると、こびりつき汚れがすっかりキレイになった。
掃除に使い捨て手袋を使った理由について、「使い捨てなので、このままティッシュも握った状態で、ゴミ袋にポイっとするだけですからね」と説明した。
■液性は「弱酸性」
メーカーサイトを見ると、「茂木和哉」は研磨剤と、錆落としなどにも使われるスルファミン酸が主な成分で、液性は弱酸性となっている。
水垢は主に、水道水に含まれるミネラル成分が固まってできる汚れでアルカリ性のため、クエン酸が配合されているものなど、弱酸性の水垢用洗剤を使用するとよさそうだ。