超変化球な「うな重納豆」、パッケージに刻まれし“9文字”に我が目を疑う…

金のつぶ食べよぉ~♪ …今回は目を閉じて心を落ち着けてから食べよう。

金のつぶ(うな重味)

ミツカンから10日に発売された「金のつぶ うな重納豆」(税抜235円)。うなぎの蒲焼きを再現し、ご飯が進む一品と紹介されているが、一体どんな味なのか。記者はスーパーを探しまくった。

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■これまでも多彩フレーバー

金のつぶ(うな重味)

7月10日はその語呂合わせから「納豆の日」である。そんな日に、何か新商品はないか探しているとミツカンの納豆ブランド「金のつぶ」から「うな重」味が発売になることを知った。

これまで「焼肉タレ」「にんにく醤油たれ」「バターしょうゆたれ」「四川麻婆たれ」と、まるでうまい棒のような多彩なフレーバーを展開し、おもしろ路線に行くのかなと思ったら突然「酢納豆」なる硬派すぎる一品をリリースするなど、緩急自在のストレートを投げ込んでくる金のつぶ。今回のうな重味も大変期待が高まった。

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■まさかの9文字「目を閉じて食べれば…」

金のつぶ(うな重味)

しかし、近隣のスーパー5軒に電話するも「うちには入荷していない」という。スーパーの納豆コーナーは予想外の激戦区で、他社主力商品がひしめいているためなのかもしれない。

しかたなくミツカンのお客様相談センターに電話すると、2駅隣のスーパーにあると親切に教えてくれた。そして記者は猛暑のなか自転車をこぎ、この数量限定納豆をゲットしたのだ。

パッケージはうな重の写真が写っており、側面部分には“目を閉じて食べれば”うな重と、切なすぎるメッセージが刻んである。そして「本品にうなぎは入っておりません」の文字。潔い…!


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■うなぎの絶妙なスモーキー感

金のつぶ(うな重味)

タレを少し舐めてみるとうなぎのタレ風なのだが、どこか香ばしい「軽く焦げたうなぎ」の風味が感じられた。なんだこれ…!

原材料にはうなぎエキスとたまり醤油、魚醤の文字。どういう組み合わせでこの味を再現したのかは謎だったが、納豆本体とタレをミックスすると黒より茶色っぽいネバネバが発生し、ウマそうである。

白米にかけ実食。うん、たしかにスモーキーなうなぎ風味だ。しかしやはり本物には程遠い。やや甘い味付けなので、好みは分かれそうで、ご飯がガンガン進む通常の金のつぶより、そのユニークなテイストをじっくり味わうタイプといえる。


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■言われた通り瞳を閉じて…

金のつぶ(うな重味)

そこでパッケージにあった目を閉じて食べてみる。うなぎの味に感じるかもしれない……が、駄目っ! 印象があまり変わらない…。「ずいぶん甘めな納豆だな」という第一印象が、記者の心を斜に構えさせ、よどませたのだ。

とはいえ、普段の納豆に食べ飽きている人、さらには「今年の土用の丑は納豆だ」という納豆フリークにはオススメである。ぜひこの機会に味わってみよう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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