女性の老いへの苦悩が注目集める 「夫は熟成したワインみたいに魅力的なのに…」
更年期障害に悩み、老いを感じている女性。一方で夫のことは「ジョージ・クルーニーのように、年齢を重ねるごとに魅力的になっていく」と嘆いている。
シミやシワ、たるみに白髪など、「老い」は目に見えるから恐ろしい。また同年代でも個人差があるため、周囲と自分を比較してしまう人も。
ある女性はなんと夫に対して劣等感を抱いているといい、「自分の老いがみっともなくて」とも明かしている。『NEW YORK POST』や『news.com.au』などの海外メディアが報じた。
■更年期障害真っただ中
加齢についての切実な悩みを明かしたのは、まさに現在、更年期障害と闘っているハンナさんという女性だ。
夫のトムさんと出会ったのは30年ほど前で、周囲からも「完璧なカップル」と言われるほどの美男美女だったが、結婚10年後にハンナさんは自分の老いを感じるようになった。
さらに体型の変化をはじめ、たるみや白髪が目立つ最近の容姿は、かつての自分とは比べものにならないほどだという。
■「夫は熟成したワインのよう」
それに伴い、ハンナさんはあることに気が付いた。夫のトムさんは年齢を重ねるごとに魅力を増し、どうやら周囲の女性たちからも注目を集めているようなのだ。
「よく言われますが、彼は本当に熟成したワインのよう。ジョージ・クルーニーみたいに、年を取るにつれ、老いがふくよかな渋味になっていく感じです」とハンナさん明かす。
そんな夫を持っていることは、かつては自慢でもあり幸せでもあったが、次第に醜くなっていく自分と比較し、恨めしく感じられるようになった。
■夫がモテることも悩み
誰にでも起こる老いは現実的で、自分が人生を重ねてきた誇るべき証拠。ハンナさんはそれを分かっていても、夫に対し嫉妬や憤りさえ感じてしまうという。
トムさんを信頼しているとはいえ、時には女性から声をかけられることもあることが、悩みとなっているようだ。
そんなハンナさんについて、結婚カウンセラーのローレン・ブラッドリーさんは「パートナーへの嫉妬からくる副産物です」と説明している。
■大切なのは話し合い
ローレンさんはさらに「嫉妬や不安でその人はますます自信を失い、より卑下する結果に繋がってしまう。健全な人間関係は、最高の自分になれるように互いを励ますはず」とも語る。
夫との関係悪化を防ぐべく、ハンナさんが日頃感じていることを正直に伝え、夫婦で話し合いを持つことを勧めた。
大切なのは、自身の価値を夫から評価されること。それにより少しずつでも自己肯定感を高め、自分の魅力を再認識し、同時に相手の魅了も評価できるようになるとのアドバイスを送っている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)